岐阜の木造注文住宅を「完全自社施工」する岐阜県岐阜市の凰(おおとり)建設のスタッフブログ

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森 亨介

17.12.25
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ネコも杓子も高気密高断熱住宅の時代に

今、家を建てる際に「暖かくなりますよ」「涼しいですよ」「省エネで経済的ですよ」

という言葉を聞かずに計画が最後まで行ってしまったという人はいません。

どこの会社に行っても営業担当者は、「暖かい涼しい光熱費が安い」という言葉を使うからです。

高断熱という言葉が当たり前になってきたという事ですね。

 

これは、大変喜ばしい事で、断熱がきちんとしてあって、少ないエネルギーで暖かくなる家が増えることは

住まう人にとっても、その地域にとっても、日本にとっても、地球にとっても、大変なメリットがあります。

 

ただ、高気密高断熱という言葉は便利なもので、どこまで断熱すれば高断熱なのかというイメージは人それぞれです。

今、日本にはまだ半分近くの無断熱の住宅があります。それを断熱レベル1の建物とします。

1に比べれば、2であれ10であれ、100であれ、全部が高断熱ですね。

 

日本人はイメージや空気を大切にしますが、住宅の断熱性能に関して言えば、イメージや空気と言ったものは何の役にも立たず、

マシュマロと大安心と夢があったら、いったいどれが一番いいのかと言われても言葉だけではさっぱり分かりません。

 

暖かい、涼しいというのは温度という物理現象が起こします。物理現象に、魔法のようなものはなく、必ず暖かい、涼しい家には理由があり、数字で表せられます。

 

世の中の建築屋さんは皆さん自信を持って、暖かい家を作っていると言いますが、なぜ暖かい家になるのかという理由を言える人はほぼいません。

 

美味しいカレーを作ります。なぜならば、ハウスのカレー粉を使っているからです。

暖かい家を作ります。なぜならば、〇〇という断熱材を使っているからです。

 

大抵そのくらいの物です。

 

各断熱材が、どの程度の断熱力を有し、どの程度の熱容量を有し、それを分かったうえで、住まう家族の為に最適な素材と量を計算して家を作るのが、本来の注文住宅だと思います。

先週で、岐阜高専は年内最後の講義でした。

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イメージだけの、地震に強い家や、断熱性の高い家を作っている建築屋さんがこれ以上増えないように、

基準ギリギリ欠陥ギリギリの住宅をあの手この手で作っている住宅業者さんがこれ以上増えないように、

 

学生さんのうちから、きちんと数字で性能を語れる人材を育てています。

 

一生に一度どころか、これからは何世代も住んでいかないといけない家を作るわけですから。

100年後でも責任が取れる家を建てたいと思っています。

 

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