岐阜の木造注文住宅を「完全自社施工」する岐阜県岐阜市の凰(おおとり)建設のスタッフブログ

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瀬尾 あゆみ

18.05.18
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隈さん建築を訪ねて 前編

こんにちは!
だんだんと蒸し暑い日が増えてきましたね。
SWのお家にお住まいの皆様は、お家の中もさらっとしているでしょうか?
築40年を過ぎた我が家の2階は、
帰宅すると夏でもないのにどかっとした空気になっています…。

さて話は変わって、みなさまGWはどこかに行かれましたか?
私は人混みが嫌いなので、ほとんどお家でおとなしくしていました。
そして、人混みと料金の値上がりを避けて(笑)、
GWを外して久しぶりに建物探訪に行ってきました。

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那珂川町馬頭広重美術館です!
設計は、新国立競技場でも有名な隈研吾さんです。

何も知らずに見ると、何の建物なのか分かりづらいですよね。
美術館ですよ!
私たちは“おぉ~隈さん!”という感じで、テンションの上がる外観です。
コンセプトは
『広重の芸術と伝統を表現する伝統的で落ち着きのある外観』だそうです。

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地元産の八溝杉を用いて作られているそうです。
鉄骨ブレースと融合させて、迫力ある大屋根になっていますね。
鉄骨の存在感が薄く、木の美しさが際立っています。

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ずっと眺めていられる美しさ…。
細い材をつかってこれだけの迫力が出せるんだ…と感動しました。
使い方、見せ方一つで木材はどんな風にでも変身できるんですね♪♪

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ここはエントランスまでの通路です。
外部と内部が交錯したような場所。
ガラスの反射が絶妙で…実は最初、入口の扉を見過ごしてしまいました。

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内装材にも地元の材が使われているそうで、写真の壁は烏山和紙です。
床は芦野石だそうです。
中空層で両面和紙張りの間仕切壁は、電球色(オレンジ色)の照明との相性抜群!
暗めに設定された展示空間に良く映えます。

源氏物語などのイメージですが、平安時代の住まいなんかが夜、
行燈に照らされて趣を感じるのに通じるものがありませんか?
障子や和紙は、時代に関係なく受け入れられるものだと感じました。
建築に携わるものとして、守っていかなきゃいけない文化だなぁと思います。

P4213207.JPG

長い庇は影を作り、建物内部を快適な空間にしてくれます。
格子のおかげで陰に陽がこぼれ、見る時間によって違う顔を見せてくれます。
最先端も良いですが、
時間を忘れ、非日常を感じられる場所ってステキですね。

今回の旅はほぼ一日隈さんを見てきました。
竹や木、紙や石など自然素材を自由に扱い建築へ取り入れてしまう建築家さん。
勉強になるを通り越してただただ毎回驚きます。

ところで、この美術館は栃木県ですが、地元産のものが岐阜県と重なりますね。
杉材はもちろん、和紙は全国的にも“美濃和紙”として知られています。

住宅を建てるにあたって、ZEHの補助金を耳にする方は多いと思いますが、
木材だけでなく、実は地域材の活用を促した
“地域型住宅グリーン化事業”というものもありますよ。
気になります方はお気軽にお問合せくださいませ♪♪

後編もお楽しみに☆

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