岐阜の木造注文住宅を「完全自社施工」する岐阜県岐阜市の凰(おおとり)建設のスタッフブログ

凰スタッフブログ

森 亨介

16.12.15
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結露との闘い2016 開幕

毎年冬になると何らかの関係で「結露がひどいんです」
という相談を頂きます。
今年は入居してまだ6か月だという、とある賃貸マンションへ。

玄関ドア、寝室出窓、リビング掃き出し、相当な結露量です。

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一番ひどい寝室は気温15度前後、湿度85%前後、絶対湿度10g/kg弱という空気環境でした。

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家族のうち、高齢者と子供全員が肺をやられ、病院通いが止まらない、典型的な不健康住宅です。
殺菌成分のある溶液を噴霧する加湿器が入っておりましたが、高湿度による弊害の方が勝ってしまっている印象でした。うーん、この湿度ではねぇ、、

さて、おんどとりを仕掛けてデータを回収しながら環境のヒアリングを行います。

換気不足、解放式灯油ファンヒーター、アルミシングルガラスサッシ、加湿器、低断熱RC造、最上階角部屋。
これ以上悪い条件があったら教えてほしいと思うほどのカビカビパラダイスです。

賃貸マンションなので、できることは限られておりますが、今年も何とか成果を出したいと思います。

外気温と室内絶対湿度、室内気温、各部U値から、サッシの時別表面温度と結露量を割り出し、生活パターンと結露する時間帯を解析。費用対効果の大きな項目から手を付けて、最終的に許容できる結露量まで行けば目的達成です。

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優先順位は、まず高すぎる湿度をなんとかする事。湿気の排出(換気)で絶対湿度を下げ、同時に湿気を排出しない暖房機器を使用し相対湿度も下げることで、人が住める空気環境にするのが先決です。

その後、窓部に低予算でできる簡易な断熱補強を施し、結露量低減に取り組みます
プラダン、ビニールプチプチで何とか頑張ります。

大人が1回病院に行く金額で、相当室温を上げられますので、エアコンは点けっぱなしにしましょうとお話しする裏で、子供たち(医療費タダ)の通院回数が減ることも社会的NEBに寄与するんだと、自分を動機付けております。

 

結露とは、温度、湿度、断熱性能などが影響して起こる物理現象です。

必ず原因があり、その原因を取り除けば結露は止まります。

 

使いたての風呂場に熱いお茶の入った湯飲みを持ち込んでも結露は起こりません。

 

結露を何とかしたい!そう考えておられる方、いらっしゃいましたら是非一度ご相談くださいませ

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