2024.11.02
昨年引き渡された新居(Ua値0.37・C値0.33・床断熱)で快適に過ごしているのですが、一点だけ困っていることがあります。 寒さが本格化してきた12月下旬ごろからタイル張りの土間に結露と思われる水たまりが出来ます。(玄関ドアはヴェナートD30) これは高断熱高気密の住宅で発生しやすい現象でしょうか?
床断熱で高断熱住宅にされる建築会社さんだと、基礎断熱が必要な部分の断熱が甘いという事例がよくありますが、それに該当するかもしれません。
よくあるのが、玄関の土間を断熱し忘れた、浴室の土間と立ち上がりを断熱し忘れたというものになります。いくら高断熱住宅とはいえ、玄関はドアの開け閉めのたびに極端に冷やされますので、十分に断熱を行っておかないとドア本体や土間コンクリートで結露が起きる可能性もあります。土間が熱橋になってしまっていた場合は、どうすることも難しいので、玄関部分に弱い熱源を置いて、玄関全体がなるべく冷えないようにすることが一番の結露対策になるのではないかと思います。設計者さんが適切な容量の熱源を選定してくれれば良いのですが、ダメでしたら、200W程度の電気ヒーターから徐々に強い熱源のものにあげていき、結露がなくなるところを探すという感じになります。