家づくりを失敗したと感じた先輩の体験談とその原因をまとめています。最新のメールマガジンは申込後購読が可能です。

○○は坪数に入らない。が大問題

住宅会社選びと業界構造

凰建設の森です。

本日は、春分の日。
1年に2回訪れる、
真東から日が昇り、
真西に日が沈む日です。

今日が祝日なのは、
設計士さんが太陽の動きを
1日中観察する為です。

軒や庇の効果を確かめる。
3月21日はまだ寒い。
9月21日はまだ暑い。
でも太陽の動きはほぼ同じ。

太陽との付き合い方を
どうしようかな?と
考える日になります。

さて、本日の話題は、
これは坪数に入りません。
という言葉の勘違い。

例えば、ロフトは坪数に入らない。
蔵(1.4m未満の部屋)は入らない。
吹き抜けは坪数に入らない。
厳密には入りますが、
半外空間は坪数には入らない。など。

家づくりを始めたばかりの
人あるあるなのですが、
坪数に入らない=お金が掛からない
と勘違いをしている人もいます。

建蔽率容積率の厳しい場所で
家を建てる場合に、何とか
床面積を確保したり、家の
大きさを確保したりするために、
「坪数に入らない」という
ルールを活用する為の物であり、
安くする為の言葉ではありません。

ロフトを作るよりは、
平らな天井にしてしまった方が
安上がりになりますし、
吹き抜けを作るよりは、
家のボリュームを小さくする方が
安上がりになるに決まっている。

また、半外空間の扱いも
人によってバラバラです。
そこは家の外だから、
坪単価計算の分母からは外す
みたいに思われている人も
いらっしゃいますが、
豊かな半外空間を作るのは、
ともすると普通に部屋を
作るよりもお金が掛かる物。

坪数に入りませんという物を
最大限使った家というのは、
分母の坪数が物凄く小さく
なっていきますので、
坪単価で割り返すと、あれ、
200万円超えてるじゃない
みたいな事も珍しくない。

それを、基準法の坪数ではなく、
施工する実際の面積で割ると
まあ、それなりの単価になります。

総2階ロフト吹き抜け無し
ポーチも無しみたいな
家であれば、あまり
気にすることは無いのですが、

ロフトあり、半外空間あり、
吹き抜けあり、蔵空間あり、
みたいな家だと、どんどん
坪単価表記の精度が落ちる。

じゃあロフトは割高なのか。
というとそうでもありません。

ロフトは元々屋根の形なりに
空間があるところを、
有効活用するものになります。

1階15坪、2階15坪、計30坪の
家があるとします。
そこにロフトを3坪作ると、
33坪の家になります。

そういう家と、
1階16.5坪、2階16.5坪、計33坪の
家を比べたとしたら、
確実に前者の方が安く収まる。

ロフトも蔵も作れば作るほど
お金が掛かるのは間違いない。

だけど普通に部屋を作るよりは
割安になるという事です。

これを正しく理解しておかないと、
ええ、ロフトは坪数に入らないから
タダで作れるものなんじゃないですか??

というぬか喜びをすることになります。
どうぞお気をつけて。

#本質的な家づくり #未来コストを考える

登録特典として、小冊子をpdfでプレゼント
+知って得するメルマガを毎日配信

メルマガ

メルマガに登録する

この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

Xアイコン facebookアイコン Instagramアイコン

国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー