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ダクトは血管と同じ

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

連休中、はたらく細胞を
子供と見ておりまして、
色々勉強になるなあと、
今でもちらちらと見ております。

で、いただいた質問にこんなのが
↓     ↓
%url1%{https://peing.net/ja/q/e89d593c-e07b-478e-8d29-4b551545a7ba}

全館空調や第一種換気で、
ダクトを家の中に這わせる場合、
工事途中はこんな感じです。
↓     ↓
%url2%{https://school.stephouse.jp/blog/adviser-takamatsu/wp-content/uploads/sites/5/2019/08/DSC_0108.jpg}

これ、交換しようと思ったら、
家をこの状態にまで
戻さないといけません。

つまり、新築そっくりさん的な
工事をしないとダクトは交換
できないということです。

できるかできないかで言えば
できますが、その工事を
行えるだけの経済力が、
どれほどの人にあるのでしょう。

であるのなら、ダクトの寿命が
換気設備の寿命にならぬよう、
しっかりとした施工が必要。

ということになります。

日本は無法地帯ですので、
どんなダクト、どんな工事、
どんな設計をしてもOK。

だけど、ダクトは人間で言えば血管。
家中に酸素を運び、家中から
汚れた空気を回収して回るもの。

熱交換換気のフィルターが、
腎臓や肝臓みたいなもんです。

人間と違って、腎臓や肝臓が
交換しやすいのが家のいいところ。

※交換不能、使い捨ての腎臓や
肝臓になっている設備も
ありますので注意。

しかし、血管を交換することが
難しいのは同じです。

なるべく詰まりにくい血管を。
最も詰まりにくい血流の速さを。
体に負担のかからない血圧を。

それは設計段階で全部設定できます。

細いフレキシブルチューブの
全館空調を依頼されても、
今は断ります。

だって、数十年後に怒られたく
ないから。

あなたが泣くのを見たくないから。

日本の換気にまつわる法律が、
ちゃんと世界レベルで制定されたとき
あなたの家を既存不適格にさせたくないから。

絶対に問題が起こると、
決まったわけではありませんが、
あえてリスクの高い方法を
採用することも無いですよね。

中途半端なダクト工事をするくらいなら
俄然ダクトレス第三種のほうが、
生涯コストは安くなります。

きちんとやるか、別の方法か。

お気を付けくださいませ。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー