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住み続けるための最適管理方法は?

長く住める家

凰建設の森です。

本日は、現地調査。
これから始まる
断熱リノベの現場。

お昼からは会議。
JBN既存改修委員会。
任されている案件の
経過報告を致しました。

うーん、動きが悪く
大変申し訳ありません。
という感じです。
頑張ります。

さて、本日は住宅のメンテ
についてになります。

家は建てたら終わりでは
ありません。

光熱費、保険、税金は、
全ての家において、
住んだ瞬間から継続的に
発生し続けるランニングコスト。

そしてもう一つ、維持管理費。

この維持管理費の扱いが難しい。
多くの場合、維持管理費というのは、
その家が使えなくなるまでにかかる
コストの合計を指すものになります。

例えば、20年しか住まない家なら、
維持管理費はゼロで行けるかも。

そのくらいの期間であれば、給湯機や
エアコンが持つかもしれない。

今はほぼ全ての照明がLEDなので、
何とか切れないで持ってくれるはず。

内装も痛みはするけど20年なら、
使えなくなるという事はない。

という事で、メンテ費はゼロです。
その代わり、傷んだところも
直さず使いますので、
その後どのくらい使い続けられるかは
何とも言えません。

家のメンテナンスを考える時に、
自分と一緒に家が死んでいけばいい。

という風に考えると、メンテコストは
比較的安く抑えられます。あなたは。

自分と一緒に家が死んでもいい。
ではなく、その後も遺された家族や、
別の誰かが住んでいけるように。
と考えると、家のメンテコストは、
少し変わってきます。

あなたが、家を受け継ぐ立場だったら
どういう家であってほしいか。
いきなり大掛かりなメンテナンスの
かかる家ではなく、そのまま
住んでもいいかなと思える家の方が
いいですよね。

という事で、住み続ける事を
意識すると、少なくとも傷んだ部分は
直していく事になります。

お金が掛かる2大コストが、
設備と外装になります。

エアコンは1~3万円/年
給湯器は2~4万円/年
キッチンバストイレで
3~8万円/年
外壁で3~11万円/年
屋根で2~7万円/年

最初にどんな仕様を
選んでおくのか、
維持管理の依頼先を
どこにするのかにより
金額は大きく変動します。

え、最もお金のかかる
パターンだと30年で
1000万円くらいかかるの?

そうですね。そのくらい
かけている人も居ます。

そんなにかかるんだったら、
メンテナンスをしないで、
建て替えたほうがいいよね。

って思います?

でも、30年後に建て替えると
1000万円程度では済みません。

また3000万円4000万円
掛かってしまうんです。

何度も何度も言ってますが、
世の中に、新品を買い替え続けたほうが
結果的に安いという商品はほぼ無い。

どんな物であっても、
直しながら使い続けたほうが
最終的にかかるお金は少ない。

家について言えば、後は
どのくらいメンテナンスコストを
かけずに「住み続けられる」
作り方や住まい方をするか。

自分の事だけを考えるのではなく、
次の世代も住み続けられるように
と考えないと、自分だけが得をし
後の世代は泣けばいいという
事になってしまいます。

戦後78年、住宅に掛けるコストを
湯水のように垂れ流し続けて
きたのが日本です。

この連鎖をどの世代が止めるのか。
という事をこれからの時代に
家を建てる人たちは問いかけられている。

メンテナンスが掛かりにくい
家の建て方も分かってきている。
メンテナンスコストが最小になる
維持管理のやり方も分かってきている。
↓     ↓
%url1%{https://www.jstage.jst.go.jp/article/jusokenronbunjisen/48/0/48_2019/_pdf/-char/ja}
※論文です。

住んでいる人と一緒に死んでいく家なら
メンテナンスなんか、する方が馬鹿です。
解体費用に取っといてあげたほうが賢い。

ただし、その建物が生んだかもしれない
その後の利益なども消えていきます。

結局代々貧乏になるしかない。
そういう考え方になります。

住み続けられる家にするなら。
後々の人のポケットにお金を
入れてくれる家にするのなら。

きちんとメンテナンスはするべき。

家を相続したけど、きちんとメンテを
しようと思ったら何千万円もかかる
という人も今の時代には沢山います。

前の代の人がちゃんとメンテナンスを
してなかったからなんですね。

負の連鎖を止めようとすると、
先送りにするよりも大きな負担がかかる。

家づくりだけじゃなくて、
会社組織に残る悪習や、
地域の自治体に残る悪習も
同じことが言えるんです。

やらずに、次の世代に更に大きくなった
負の雪玉を転がして渡すのか、
自分たちが食い止めるのか。

家のメンテナンスにお金を
かけましょう。
そもそもメンテナンスが
かからない家を建てましょう。

というのはそう言う話になります。

あなたが住んでいる家は、
あなたと一緒に死んで、
後世の人には何の役にも立たない
家にしますか?

それとも、後世の人の住居費を
凄く安く抑えてくれる家にしますか?

よくよくお考え下さいませ。

#長寿命住宅 #住み継がれる家 #住宅を消費しない

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー