凰建設の森です。
本日は社内会議日。
基本的には事務所に
ずっと居て、会議と
図面を描き描き。
現在新しい間取りを
2件描いておりますが、
いずれも平屋ベースの家。
平屋の上に2階が少し
載っているという感じ。
10年前、平屋の建物は
殆どありませんでした。
ほぼ、2階建ての建物。
許容応力度計算が
普及するにつれて、
平屋の方が架構計画が
やりやすいという事で、
平屋もいいじゃないか
となり平屋の建物が
多くなってきました。
そして今、再び平屋の
建物は苦境に立たされています。
何といっても、基礎工事の
値上がりがひどい。
建設資材の値上がりは、
現時点では木材よりも、
鉄とコンクリートの方が
酷いことになっています。
↓ ↓
%url1%{https://www.kensetu-bukka.or.jp/wp-content/themes/custom/sikyou/tokyo/sikyograph_tokyo.jpg}
基礎工事は、鉄とコンクリート。
弊社の場合、元々割高な
県産材を標準的に使っていた
という事もあり、ウッドショック
による木材高騰の影響は、
他の会社に比べすごく低かった。
しかし、それ以外の物は違います。
家は木材だけで出来ている
訳ではありません。
鉄、コンクリート、樹脂、石膏
セラミック、ガラス、紙など
様々なもので構成されてます。
それらの値上がりは当然、
影響を受ける訳ですね。
で、ここにきて、
鉄とコンクリートの値上げが
家づくりに甚大な影響を
与えるようになっております。
鉄とコンクリートで出来ている物。
まず基礎です。次に屋根。
板金屋根が主流の現在、
屋根の面積が増えるほど割高に。
同じ延べ面積の家の場合、
総二階と平屋の建物であれば、
基礎と屋根の面積は倍違います。
その結果、35坪の平屋と、
40坪の総二階の家であれば、
40坪の総二階の家の方が
安くできるみたいな事が
起きてしまっています。
悩ましいのが半外空間。
基礎もある、屋根もある。
だけど断熱区画外。
居心地の良い素敵な空間。
だけど昔と比べて、
びっくりするほど高くなる。
建物本体とは切り離し、
別構造として半外空間を
作ったりなど、様々な工夫を
してみたりするのですが
それでもやっぱり高い。
ここ半年くらいの新築の
打合せを見ても、
総二階に近い家になるほど、
すんなり予算内に納まり、
平屋に近い家になるほど、
お金で苦労する傾向です。
だから、最近は平屋の計画の
方に対しては、2階に上げても
いい部屋が無いかという事を
ヒアリング段階でこれでもかと
聞くようにしています。
35坪の平屋を建てるよりも、
32坪の1階+5坪の2階
という計画の方が安く済むから。
それが2階ではなく、平屋の
ロフトを使った計画であれば、
尚、金額は下がります。
半年くらい前までは、
平屋でも2階建てでも、
劇的には変わりませんよ
と言っていた事もありましたが、
ごめんなさい、もう平屋と2階が
変わらないなんて言わないよ絶対。
という状況です。
他にも、余りにも資材ごとの
値上げの幅が違い過ぎて、
天井材はクロス貼りと、杉の
節あり無垢板の金額がほぼ
変わらないくらいまで
来てしまったし、
ガルバの屋根と瓦の屋根も、
そんなに変わらない状況に。
外壁板張りもお値打ち感が。
もちろん、建築会社ごとの
仕入れ価格の差や地域性も
大きく影響してきますので、
弊社の状況がそのままあなたの
状況に当てはまる訳ではない。
だけど、これからの時期に
平屋を建てようとされている
人におかれましては、
同じ予算で行くのであれば、
総二階なら2割大きな家が
建つんだという事を心に
留めておいていただければ。
どうぞ参考にしてくださいませ。
