家づくりを失敗したと感じた先輩の体験談とその原因をまとめています。最新のメールマガジンは申込後購読が可能です。

収納は4次元思考で考える。

日本人の暮らし

凰建設の森です。

今年の雪の少なさは危ないですね。
日本は雪解け水は貴重な夏の水資源。

雪がここまで少ないと、
来年の夏は水不足になるかも。

水不足の年には国交省から
こんな感じの報告が発表されますので
ちょっと気を付けておいた方が
いいかもしれません。
↓     ↓
%url1%{http://www.mlit.go.jp/tochimizushigen/mizsei/kassui/snow01.html}

とりあえず、、岐阜県は
水不足になるという事は
無いとは思いますが。

本日は収納の話題になります。
収納という物に対する考え方は
私が仕事を始めた約20年前に比べ
劇的に変わってきております。

特に20代30代の方においては
それ以上の世代とは価値観が
180度違うという事もしばしば。

昔は家の面積の15%が収納とか
そんな目安がありましたが、
今はもう全く当てはまりません。

家族ごとの物に対する考え方が
違い過ぎるんですね。

収納計画を立てる際にはまず
自分の価値観を把握すること。

所有したい人なのか否か。
あなたはどちらのタイプでしょう。

以前は所有しているかいないか
どちらかの状態しかなかった。

でも今は、「今だけ持つ」という
考え方が大きく広がっています。

子供服なんかメルカリですごく
売れますよね。

世の中のビジネスモデルも、
サブスプリクションをはじめ、
必要な時にだけ使うという
価値観に対応したものが増えてます。

私はカメラが好きですが、以前は
高級レンズは所有する事自体も
ステイタスでした。

しかし、今はこんなサービスも。
↓     ↓
%url8%{https://goopass.jp/}

カメラとレンズを合わせて
70万円程になる機材でも
月々29,800円でシェアできます。

毎日カメラを持ち歩くのでなければ
必要な時のシェアで十分です。

もしくは週替わりで色んなカメラを
持ち歩くことができます。

そして、このシェアするという
意識でいる事の最も大きな影響は
物が少なくて済むという事です。

ミニマリストと言われる人も
世の中にはいらっしゃいますが、
やっぱりびっくりするほど
物が少ないです。

本当に子育て世代の家ですか?
って聞きたくなるくらい。

そういう方に共通しているのは、
収納を4次元思考で考えている事。

今、これが必要で持っているけど
将来はこれは私の手元には無い。

という考え方が出来る事です。

これ、すごく重要な事です。
全ての人が、今あるものを一生
使い続けるわけではありません。

顕著なのが子供用品です。

ベビーカー置き場やおもちゃ置き場
これ、ものすごく一時的ですよね。

それらの置き場所にすごくこだわる
人も居ますが、家づくりにおいて
そこにこだわってしまうのは
残念ながら近視眼的と言わざるを
得ません。

ベビーカーが無くなった後、
何も置く予定が無いのであれば、
そのスペースは家が建つ期間の
大部分を無駄にすることになるかも。

もっと言うと、子供が独立して
家を出た後の子供部屋。

あなたの実家にあなたの荷物、
置きっぱなしになってますよね。

しかも、その子供部屋、既に
使っていた時間よりも物置に
なっている時間の方が長くない?

これって、実は、日本の住宅事情が
持続可能でない状態を表す、
一つの事例になっております。

岐阜県には合掌造りがあります。
世代交代のたびに、だんだん
下の階に引っ越す暮らしをします。
自分たちの生活道具を一式もって
階を引っ越すわけですね。

子供部屋が空いて荷物置きに~
みたいな事は戦争が終わるまで
日本にはあまり無かったことです。

今、当たり前だと思っている
私たちの暮らしも、よく考えると
辻褄の合っていない事も多いです。

子供部屋の事だけではありませんが
物を置く空間を計画する際は、
是非4次元思考で、考えてみて。

生涯そこにあるものなのか、
将来そこには無い物なのか。

家族の暮らしはどうなるのか、
自分たちが居なくなった後、
自分たちが住んでいた家が
残された家族や地域社会に、
どうやって引き継がれていくのか。

残念ながら、今日本に建っている
住宅の多くが、残された人の
「負」動産と化してしまっています。
↓     ↓
%url2%{https://www.nomura-re-cc.jp/column/money/column_008/}

親が住んでいた家やマンション。
お金にならない上に、税金や
管理費、解体費用が掛かる。

持て余しちゃってどうしよう。
タダでもいいから誰か買ってほしい。

そんな話、ごろごろしてますよね。

収納の4次元思考からはちょっと
飛躍してしまいましたが、
そんな事にも気を付けて、
家を建ててほしいなと思います。

#家族の距離感 #流行より普遍性 #本質的な家づくり

登録特典として、小冊子をpdfでプレゼント
+知って得するメルマガを毎日配信

メルマガ

メルマガに登録する

この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

Xアイコン facebookアイコン Instagramアイコン

国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー