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夏は快感を目指してみる?

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日は内覧会。
岐阜市茜部にて。

弊社では珍しい、
再熱除湿機能付きの
エアコンを採用した家です。

断熱等級7になってくると
真夏でもエアコンの、
サーモオフが頻発する。

再熱除湿機能付きのエアコンは
止まらずにずっと動いてくれる。

湿度コントロールが難しい
高断熱の家にとっては、
頼もしい味方だと言えます。

内覧会開催中の家の中の
環境設定は、夏の場合
PMV=−0.5
になるようにしております。

これは、多くの人が、
ちょっと寒いんじゃない?

って感じる環境設定です。
理由がありまして、お客様は
暑い中、歩いてやって来られる。

玄関ドアを開けた瞬間の、
「うわ!涼しい!」と、
1時間の見学時間で、
ああ、快適だったね。と
見学後に外に出た瞬間の、
「暑さも心地いい?」
を全部体験していただける
環境設定になっております。

冬季の方がより分かるのですが、
家の中が十分暖かい環境だと、
短時間、外に出て冷たい外気に
晒される行為というのは、
弱めの「快感」を得られます。

分かり易いのがゴミ捨て。
朝、家の中のゴミを集める。
ゴミ袋にまとめる。
動くから少し暑さを感じる。
薄着で外に出ると気持ちいい。
そのままゴミ捨てに行く。
(近所の人にギョッとされる)
帰ってくる頃にはほんの少し
肌寒い感じ。玄関ドア開ける。
家の中の暖かい空気に触れると、
また、気持ちよさを感じる。

人は、快適な温度帯を跨ぐ時に
快感を感じます。

夏に海や川に行って、汗をかいた
身体を水に沈める瞬間や、
冷えた身体を浜や河原で
温めている時。

サウナの後の水風呂や外気浴。
凍えた後に入る温泉。

これ、全部快適です。

やりすぎると、血管に
ダメージがあるのですが、
弱いレベルで、少し寒い、
少し暑いを繰り返すのは、
気持ちがいいものなんですね。

だから高断熱住宅に住むと、
夏の暑さや冬の寒さが、
嫌になるということはない。

省エネとは離れますが、夏に
家の中を少し寒めにしておくと
外に出るのが嫌じゃなくなる。
嫌じゃなくなるどころか、
楽しみになってきたりする。

気温35度超えないかな?とか
10年に1度の大寒波ってどんなん?
っていうふうに。

家の中を24度程度にして、
過ごしておられる高性能住宅の
住まい手さんをたまに見かけますが、
ああ、高性能な家の暮らしを
楽しんでおられるんだろうなと
想像させてもらっております。

今回の内覧会も、そんな、
高性能住宅の住まい心地の
1シーンを体験してもらえたら
何よりかと思います。

省エネじゃない暮らしを
推奨するのかと怒る人も
おられるかもしれませんが、
今回の家につきましても、
内覧会開催中の電力は、
全部自前で賄っておりますので、
ご容赦いただければと。

太陽光発電は、夏の日中こそ
真価を発揮する設備です。

温度で緩い快感を味わうけど
化石燃料には頼らない。

省エネで快適というのは、
こういうことを指すんですね。

また明日、体験して頂ける
皆様を心よりお待ちしています。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー