凰建設の森です。
本日はちょっと遠方に。
弊社に問い合わせをしたことの
ある方なら分かると思いますが
施工予定の地域に
「その他要相談の地域」
というのがあります。
その地域の方ですね。
高速道路を使って1時間以内に
現場まで行けるのであれば、
交通費を頂き、施工を
請け負う事も可能としています。
それでも良いから来てほしい
と言っていただけるのは
本当にありがたいですね。
丁度近くで施工実績が
あったりして、縁に
恵まれました。
着工はまだまだ先になりますが
楽しみが増えました。
どうぞよろしくお願いします。
さて、本日の話題は質問箱から
↓ ↓
%url9%{https://peing.net/ja/q/7b37722f-79ef-4a22-8909-83da04549cd1}
まず最初に言っておきます。
申し訳ないですが情報不足。
どの地域の話なのか、どのくらいの
大きさの家の話なのか、
前提条件が無いと、答えようがない。
と言ってても始まりませんので
岐阜地域想定の話をします。
地域が変われば答えは全然違います。
35坪くらいの住宅において、
一般的な換気空調設備の金額は
給排気口や換気扇、個別エアコンで
大体100万円~みたいなイメージ。
エアコンは4台程度でしょうか。
高性能な全館空調設備を付けると
200万円~になる感じです。
同じだけの快適性を得ようと思うと
断熱性能と設備は割とシームレスに
トレードオフになっていきます。
普通の家(UA値0.46程度)に
高性能換気空調を付けた快適性を
変えずに設計するとします。
外皮性能に100万円掛けるなら
200万円の全館空調をやめて
100万円の換気空調にしても
快適性は大体同じ。
更に外皮性能に100万円掛けると
換気空調設備を50万円程度に
押さえる事ができます。
あれ、200万円掛けて150万円の
得だと割に合わない??
そうではありません。200万円の
断熱性能は一生モノですが、
50万円の換気空調設備は消耗品。
20年おきくらいに40万ずつ
掛かると思って良いです。
初期投資も合わせた
60年(設備投資3回分)の合計は
200+50+40×2=330万円
外皮普通で全館空調の場合
20年おきに150万程度のメンテ。
0+200+150×2=500万円
外皮100万換気空調100万だと
20年おきに80万程度のメンテ。
100+100+80×2=360万円
ちなみに、設備の量が
多ければ多いほど、光熱費も
沢山掛かりますので
60年合計の差額は開くばかり。
また、全館空調は本当に
60年メンテしながら使えるのか
という問題もあります。
色々交換となりますと、
内装の剥がしを余分に
見ておかねばなりません。
すごく乱暴な計算ですが、
そんなイメージでいてもらえれば。
だから、メルマガを長く
読んでいただいている方には
耳にタコかと思いますが、
UA値0.3位までは断熱材に
全振りでお金を掛けたほうがいい。
そうお話をしております。
その上で、夏に湿度50%以下の
生活をしたいとか、更なる快適を
求めるのであれば、
予算に余裕のある範囲で、
設備に投資をされると良いかと。
UA値の表記はもうじき変わるので
ちょっと難しいかもですね。
断熱+3種換気でQ値1.4以下
うーん、余計に分かりにくい?
これは私の設計に限る話かも
しれませんが、夏の湿度が
60%以下で良ければ、
全然第三種換気で実現させます。
(1年目は強制加湿ボーナスあるから
ちょっと難しいです、、、)
26℃60%(12.63g/kg)
26℃50%(10.49g/kg)
この10%の違いが自分で分かって
それを求めるのであれば、
良い熱交換換気を入れましょう。
これは私のぼやきだと思って
聞いて欲しいのですが、
高断熱をやっている会社さんでも
意外と断熱を信じ切れていない
という人もいらっしゃいます。
断熱に全振りした家がどういう
室内環境になるのか分かっていない。
だから、保険で設備を勧めます。
そうすると家は安くならない。
断熱とパッシブデザインの力を
100%引き出すことが出来れば
快適性を維持したまま設備は
どんどん軽くなります。
維持費もどんどん軽くなります。
後で、お金がかからないんです。
断熱の力、パッシブデザインの力
信じてみませんか?
