凰建設の森です。
本日は、家の広さについて。
家の広さについてを語る時に、
色んな尺度がありますので、
どの様にアプローチをするかは
人それぞれになります。
例えば、国交省が定める、
このくらいあった方がいいよ。
という基準はこちらhttp://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/hakusho/h20/data/html/js008030.html
4人家族の最低住居面積水準、
なんと50㎡(15.1坪)です。
じゃあ、50㎡の家ってどんなん?
って検索してみると、https://suumo.jp/jj/chintai/ichiran/FR301FC001/?ar=050&bs=040&ta=21&sc=21201&cb=0.0&ct=9999999&et=9999999&cn=9999999&mb=45&mt=55&shkr1=03&shkr2=03&shkr3=03&shkr4=03&fw2=
お判りでしょうか。
案外普通にある事が。
でも、さすがにこの大きさだと
手狭だなぁと感じる人もいて、
それで多くの人がアパートを脱出し
一戸建てを希望する訳ですね。
じゃあ、一戸建てであれば、
みんなどんな広さの家を
建てているのか?
国交省の住宅市場動向調査によると
122.7㎡(37.1坪)が全国平均。
3200万で37坪だと坪86万。
ざっくりそんな所です。
で、私が目安にしている数字ですが
10坪+家族数×5坪。
2人家族なら20坪、4人家族は30坪
6人家族なら40坪。
という計算になります。
別にこの通りにならなくても
問題はありませんが。
子供部屋を作るなら
この数字になりますが、
子供部屋が要るかどうかは
よく考えてもらいたいです。
家に住む60年のうち、子供部屋は
20年くらいしか使いません。
しかも、子供の意識調査では、
約9割の子供たちは、親との同居を
考えていません。
勉強の為に作るのが子供部屋。
しかし子供部屋がある事と、
学力の関係性は有意ではなく、
むしろ少年犯罪率の増加を招きます。
平均37坪のうち、12畳(1/6)は
子供部屋に充てられ、それが
60年のうち40年(2/3)も使われない
確率が90%なんです。
3200万円×1/6×2/3×90%=
320万円は使われず終わります。
言い換えれば320万円をかけて
子供の発達に悪影響を及ぼす
空間を作ってしまっているのが、
今の家づくりなんですね。
家の寿命が折り返しを迎える
30年後には、あなたがこれから建てる
家には2人しか住んでいないんです。
20坪分しか使わないんです。
それに加えて5坪もあれば十分。
極論を言えば子供の数に関わらず
25坪の建物でいいと思ってます。
夫婦二人が最終的に必要だと思う
部屋を作り、子育て中はそこを
一次的に貸してあげる。
家を離れる時には、
立つ鳥後を濁さずの心で
空っぽの部屋を返してもらう。
それを教えるのが住宅教育です。
子供の望むままに物を与えたり、
スペースを与えたりすると、
あなたの家はあっという間に、
子供の所有するほぼ不要なもので
溢れかえりますし、
子供に散財癖がついてしまいます。
25坪でいいって、、
そんなの狭すぎない?
と思われます?
じゃあ25坪(50畳)を分解しましょう。
玄関を2畳
キッチンを4.5畳
お風呂を2畳
洗面脱衣を2畳
トイレを1畳
階段を4畳
廊下を4畳
合計で約20畳です。残り30畳。
リビングに10、寝室10、子供10?
リビングに15、寝室に8、子供に7?
収納も必要ですが、十分入ります。
家を作る時に、殆どの人は、
漠然とした大きさにこだわり過ぎ。
「大体35坪くらいかなあ?」
という人が非常に多いですが、
その根拠、無いですよね?
例えばQ値が2.0で、25坪と35坪の
家の年間冷暖房熱費を比べると、
34,000円程変わります。
生涯コストで200万円以上の差。
メンテナンスコストも含めると、
更に何百万と差が広がります。
いかがでしょうか。
勿論、これは色々な考え方が
あるうちの一つに過ぎません。
予算が限られた中でいい家が欲しい。
そう思うと、一番効果が高いのは
面積を減らすことになります。
最初に掛けるお金も後からかかる
お金も両方減っていきます。
土地から買うのであれば、買う土地の
大きさも減らせるので、合計の効果は
計り知れないものがあります。
生涯コストで2000万円くらい、
変わってしまう事も珍しくないです。
あなたの人生、2000万円あったら
何が出来るでしょうか。
子供たちに高等教育を。
夫婦二人で海外旅行を。
はたまた老後の安心を?
家の大きさと予算の掛け方。
生涯コストでピッタリな物を
見つけて下さいませ。
