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温暖化したら断熱は無意味?

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

私事ではありますが、
本日は娘の誕生日です。
10歳の誕生日。

東日本大震災の3日後に
生まれました。

娘の誕生日が来る度、
あの震災から○○年かと
思いを馳せます。

生まれた日の新聞を
記念にと取ってありますが、
見出しはでかでかと
「死者15000人」

災害は忘れたころに
やってきます。

日頃の備えが大事ですね。

さて、本日の話題は
質問箱からです。
↓     ↓
%url1%{https://peing.net/ja/q/9cf4a868-9731-4d5e-925f-895d84cece8d}

こちら、よく聞かれます。

結論から言えば意味はあります。

まず、温暖化がどのくらいの
ペースで進むのかという話ですが
IPCCのAR5によりますと、
最悪のペースで進んだとして、
2100年に4.8℃上昇です。

自分が暮らす地域の真冬の気温が
4.8℃上昇したとして、
暖房は必要なくなりますでしょうか?

また、夏の気温が4.8℃上昇
するという事は、それだけ
空気が含む事の出来る水分が
多くなるという事です。

今現在、沖縄などである、
家の中の物が夏にすぐカビる
という状況が本州でも起きます。

家の中全体の絶対湿度を、
少なくとも17g/kg以下くらいで
保つように空調し続けないと
今現在でいう普通の夏の暮らしは
出来ません。

その為には断熱気密の技術は
絶対的に必要になります。

また、そもそも断熱の技術は
温暖化が進み亜熱帯化しない
為に行うものになります。

どうせ温暖化するんだったら
断熱にお金なんて掛けない。

というのはあまりにも
自己中心的な考え方。

あまり好きではありません。

とは言え、細かな部分において
温暖化に対応する必要は
出てくると思います。

温暖化すればするほど、
窓などの開口部は大きくする
必要は減ってきます。

もしくは日射遮蔽技術が
必要になってきます。

また、湿気移動は冬と夏、
両方に対応できるように
しておかねばなりません。

家が大きなクーラーボックス
として機能するように
作らねばなりません。

どうするのが最適かは、
その地域地域によって違う。

私は岐阜の100年後の最適を
追い求めて家を建てていく。

あなたはあなたの地域の最適を
追い求めた外皮構成を
やってくれる会社さんを
探していくのが良いかと。

快適に住みたいのであれば、
断熱の技術が不要になるという
事はありません。

安心して断熱材を沢山
使ってくださいませ。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー