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蓄熱に手を出すか?

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

クリスマスが終わり、
いよいよ年の瀬ですね。

皆様はいつまでが、
仕事でしょうか。

本日で終わりという人も
多いかと思います。

弊社は29日まで。
年始は6日から。

もっと沢山休みが取れるように
したいと思うのですが、何とも。

ホワイト企業への道は険しい。

さて、本日の話題は質問箱から
↓     ↓
%url1%{https://peing.net/ja/q/faf03741-6b42-4db0-87ef-96961d446291}

なるほど、目の付け所がいいですね。

5地域のG3(等級7)というと
UA値0.23W/m2Kになります。

そのくらいの性能を確保できるなら
蓄熱性能にも目を向けるべき。

家の蓄熱性能が増せば増すほど
住宅内部の温度変化はまろやかに。

その辺の資料が無い?
いえいえ、そんなことはありません。

日本における省エネ住宅の
教科書の一つ。
↓     ↓
%url2%{https://www.jjj-design.org/jjj/jjj-guideline.html}

私が時折紹介する、日本で一番
家づくりの役にたつYouTubeチャンネル
JJJチャンネルも、こちらの
教科書の内容を深掘りするものです。
JJJチャンネル
↓     ↓
%url3%{https://www.youtube.com/channel/UCZ0C93ooNUrD2xh3JQmP_qA/videos}

この教科書を知らないとか、
この講習会に出たことがない
っていう実務者さんはヤバい。

BISは北海道だけの物ですが、
自律循環型住宅は全国のもの。

国交省として、最も力を
入れている省エネの教科書だと
思ってもらって差し支えない。

その教科書は、基本的には
プロ向けになりますが、
なんと、その中身については、
誰でも無料で恩恵が受けられる
↓     ↓
%url4%{https://www.kenken.go.jp/becc/house.html}

お正月休みを全部使ったとしても
読み込み切れるかどうかという
ボリュームの省エネ設計ノウハウが
ずらっと羅列されております。

私も時折お世話になります。

当然蓄熱についても触れてある
↓     ↓
%url5%{https://www.kenken.go.jp/becc/documents/house/3-1_220401_v16.pdf}

※p29参照ですが、検索窓に
「蓄熱」と入れて出てくる部分を
全て読んだ方が理解が早いかと。

難しい計算式は興味がある人だけ
見ていただければと思いますので
さらっと計算だけしてみましょう。

例えば、基礎のコンクリートを
土間下断熱などにして
蓄熱体としてとらえる場合。

床下エアコンやOMソーラー等
コンクリートに蓄熱をさせると
暖房特性が変わるという物がある。

50m2×15cmの厚みの土間コンが
蓄熱出来る量を計算すると
ざっくり4kWh/Kとなります。

温度差1℃当たり4kWh程度の
熱を蓄熱出来ますよという事。

日中、太陽光+床下エアコンや、
OMソーラーなどの太陽熱集熱を
使って、土間コンの温度が等しく
30℃まで温まったとする。

家の中が22℃だとすると、
4kWh×(30-22)℃=32kWh

なかなかの蓄熱量になります。

12時間かけて放熱したとすると
32kWh/12h=2.6kW
2.6kWのエアコンがずっと
動いているのと同じくらいの
熱を出し続けてくれる。

実際には最初は4kWくらい相当、
12時間後には1.2kWくらい相当
みたいな感じになるはずですが。

立ち上がりこそ、コンクリートが
熱を吸うのでちょっと遅いですが
暖房を切った後の温度低下は
非常に緩やかになります。

ヨーロッパの石造りの家と、
日本の家とでは、同じ断熱性能でも
その蓄熱性能が全然違うので、
冬季に多少窓を開けっぱなしにしても
その温度低下は殆ど無く、
すぐに室温が回復します。

そういう暮らしになるのが、
高性能住宅における蓄熱利用。

各地域における等級7前後の
断熱性能を持つ建物であれば
蓄熱はやってみてもいいと思う。

これは別に建材でやらずとも、
家具だっていいんです。

コンクリートブロックで自作する
棚を作ってみるとか
↓     ↓
%url6%{https://www.google.com/search?q=%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF+%E6%A3%9A&sxsrf=ALiCzsYNbHBz57Mu_5lepDYCZxlygCT2-w:1672020987697&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=2ahUKEwjw9ZzIm5b8AhWmgVYBHeWVDS8Q_AUoAXoECAEQAw&biw=1920&bih=937&dpr=1}

家の中に重いものが沢山あれば
あるほど蓄熱性能は上がる。
※金属はダメです。

是非、挑戦してみてくださいませ。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー