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設計→実測→調整はセット

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日はこれから設計に
入らせていただくお客様の
資金計画とローンの相談。

来年後半の工事の予定。
立派な家になりそうです。

新しい図面が始まるのは
ワクワクしますね。

さて、本日の話題は、
測定と調整の大切さ。

昨日のメルマガで、
ちょっと話題に上げました
換気の設定が必要かも?
というお客様の家の話。

行ってきました所、
やはり、私が最初に
設定していたものだと、
微妙に換気不足な
感じになっていました。

申し訳ない。

積雪荷重のある、
岐阜の中でも特別に
寒い地域の計画。
標高が高いので尚更。

パッシブ換気が
動きすぎる事を
懸念して換気量を
絞り過ぎてしまった。

昨日色々実測を
させていただき、
少し換気量を上げました。

家の中の建材などが
蓄えている水分を、
この冬で一度全部
吐き出させるのを
目標に、ゆっくり
家の湿度を下げていく
という作戦に。

とはいえ今現在起きている
結露は早急に何とか
しないといけません。

初日だけスタートダッシュで
合格点まで下げる事も
同時に行わせていただいた。

お施主様とのやり取りは
こんな感じになります。
↓    ↓
%url1%{https://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2022/12/7bab0f8f85e9ad0ef60c4f80ea136d19.png}

換気風量と空調の設定
という事になりますが、
ポイントとしては、
「狙ったところに落とせるか」
が大事になります。

結露を恐れるあまり、
過大な換気になると、
一気に冷えてしまいます。

換気が足りなければ、
結露は収まらない。

寒さを感じることなく、
なるべくエネルギーを
使うことなく、
結露だけをやっつける。

過大もダメ過少もダメ、
それが難しい所。

結露がすごい減った。
家の中の環境は
どのように変わったか
というと、このくらいの変化
↓    ↓
%url2%{https://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2022/12/1abed1c0b4a1bad7f4ad003d71037326.png}

湿度がこの程度の違いで、
結露がすごい減るのか?

そうなんですね。
すごい減るんです。

結露は物理現象です。
境界の温度を超えるか
超えないかで、発生するか
しないかが決まります。

それを狙って換気空調の
設定をしてあげればOK。

狙って出来るかどうか
それが知識と技術です。

正しく設計する事、
設計した結果を実測して
検証する事、
おかしかったら調整する事。

その3つが全部できて
初めて、換気空調を
しっかりやっています。

と言えるわけですね。

生活状況をお聞きし
私のミスの原因も
分かりました。

洗濯の室内干しをされると
伺ってはおりましたが、
洗濯機の容量の設定を
間違えて計算していた。

洗濯機は大きめですか?
10kgくらいの容量ですか?

→いいえ、12kgです。

これが私の間違いに。
2kgの洗濯物が吸い込んでいる
水の量分だけ換気が足りない。

その分だけが結露して
いたるところに水として
登場してしまっていた。

あと、CO2濃度的にも、
やっぱり足りない感じに。

こちらも順番順番に
夜間のCO2濃度を下げる
換気方法に切り替えていくことに。

そんな事、計算できるの?
と思われる方が多いですが
計算できるんです。

洗濯物から発生する水も?
勿論、住宅空調設計講座では
洗濯物の部屋干しによる
室内の影響を計算する
練習を致します。

今まで住宅の実務者さんは、
そんな事を計算して
出そうなんてしてなかった。

法定の換気回数をクリアすれば
後は知らんし。みたいな。

もっときめ細やかに、
室内の空気環境を良い物に
しようとする人は、
ほんの一握りなんですね。

原理原則が分かっていれば、
「結露が出ました!」という
トラブルにも落ち着いて
対応することができます。

分かっていないと、
何も解決できなかったり
極端な解決方法になったり。

高気密高断熱住宅は冬に
乾燥すると言われますが、
原則としてはその通り。

しかし、解決する方法は
いくらでもあります。

現に、冬に高すぎる湿度で
困っているという人も、
こうやっていらっしゃる
訳ですからね。

是非、そういう事が出来る
設計者さんにご依頼を。

お施主様が住んだ後に、
原因究明から対処までを
行わなければならない
という例もよく聞きますが、
出来れば住んだ後に、
そんな事はやりたくない。
ですよね。

どうぞお気をつけて。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー