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迷ったらハイドア

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日は午前中zoom打ち合わせ。
お昼からは現場での引き継ぎ。
大きなリノベ案件の現場です。

秋から工事が始まります。
RC造2階建。確認申請の関係で
役所と何度も折衝を繰り返し、
ようやく進む目処が立った。

ここが最大の難関でしたので、
見通しが立ったのは本当に
ありがたいことになります。

あとは、楽しい打ち合わせだけ。
よかったよかった。

さて、本日の話題は空調のお話。
夏だから、空調の話題が多い。

今日の現場でも、現状の空調の
空気の回りかたなどを現地調査
しながら、リノベ後の空調計画を
考えておりました。

空調計画を行うにあたり、
最近の高断熱の計画ですと、
個室にエアコンをつけない
というのもよくあります。

廊下やリビングといった、
共用空間に取り付けた
エアコンで、家中を
冷暖房するというやり方。

暖房は別にいいのですが、
冷房は過大になると、
エアコンが止まってしまう
という大きな問題が発生する。

できるだけ人のいないところで、
夏の間中頑張って動き続けてくれる
エアコンをどのように計画するか。

というのが一つの肝になってきます。

もう一つ、
個室に空調をつけないだけに、
その個室にどうやって暖気や
冷気を送り届けるかというのも
大事な検討項目になります。

最も簡単なのは、ドアを開けること。
冷気が足元から抜けて、
暖気が上から逆流してきます。

で、今日のタイトルになるわけですが、
この暖気冷気の動きに大きく
関わっているのが、ドアの高さです。
ドアが高ければ高いほど、
上部の暖気はよく動くようになる。

よく、見た目がいいという理由から、
ドアを天井まであるハイドアに
することもありますが、
空調的にも、ハイドアは優秀。

だから、私の計画ですと、
普通のドアを使う場合でも、
ここはどうしてもという箇所に、
ハイドア的な工夫をするという
こともやったりします。
↓ ↓
%url1%{https://youtu.be/rQSwym-jFoY?t=845}

本当はちゃんと計算して、
ドアの高さを決めるということを
やったほうがいいと思いますが、
面倒であれば、とりあえず
ハイドアというのも有りです。

ただし、これは十分な高断熱の場合。
ドアを開けての室内循環が、
不快感しか生まない家だと、
これは逆効果になります。

吹き抜けは寒いと言われるのと
同じ話になります。

そこだけはちょっと気をつけて
いただければと思います。

どのくらいが十分な高断熱?
というのは地域によって違います。
6地域であれば、最低でも
等級6は必要かなと。

参考にしていただければと。

#快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー