家づくりを失敗したと感じた先輩の体験談とその原因をまとめています。最新のメールマガジンは申込後購読が可能です。

2階増築リノベは可能か?

長く住める家

凰建設の森です。

本日は学校の日。
先日の2日間の
缶詰講習と内容が
被ってきますので、
私も誰に対して何を
話したのかが混乱。

「先日も話したけど
日本の住宅の給湯は-」

「それ初めて聞きます!」

みたいなやり取りが。
学校の先生って、各クラスで
どこまで話したのかを
混乱せずに進められて凄い。

私はまだまだです。

さて、本日の話題は質問箱。
↓     ↓
%url1%{https://peing.net/ja/q/561ffe7e-51f3-45dc-a4ab-3f3304bd9560/completed}

2階増築問題。
厄介ですよね。

昔は多かった。

とりあえず平屋を建てておき、
お金が出来たら2階を増築。

弊社でも2階増築の案件は
それなりにありました。

しかし、住宅普及率が100%を
越えてくると、2階増築ブームも
納まってくるように。

最後に2階増築をしたのは、
10年ほど前の事です。

弊社の大工さんの家を2階増築。
それ、構造的に大丈夫なの?
そんな疑問が出るのも分かります。

そして、2階増築した建物を
更にリノベをしても良いのか。

ますます心配になりますよね。

結論から言いますが、
2階増築案件のリノベは可能です。
現状の軸組を元に、
構造を検証します。

どうしても柱や梁が
耐えられない所は補強。

壁量はどのみち足りない
と思いますので補強。

基礎も増し打ちが必要に
なってきますので補強。

この際、許容応力度計算を
すべきかどうかという点に
おいては、私はリノベなら
壁量計算でもいいと思う。

というよりも、それしか
方法が無い場合が多い。

基礎の補強をするにしても、
HDの埋め込み長さが足りないなど
厳密に計算しても現場が
それに付いていけない場合もある。

ただ、壁量計算の場合は、
2階床や屋根面での水平構面の
検証や補強がなされないまま
工事が終わってしまう場合も
ありますので、そこは、
設計者さんが気をつけたい所。

リノベという選択肢が
そこにあるのであれば、
是非ともリノベを前向きに
取り組んでもらえる会社に
相談していただけたらと思う。

築50年以上の建物。
建て替えたほうがそりゃ楽。
住まい手も作り手も。

しかし、自分が建てたわけじゃ
ないにせよ、住宅業界全体で
日本に存在している家を
保守していく責任が、
家づくりに携わる人には
あるはずだと私は思っている。

建て替えたほうが楽だし安い。
それが住宅業界の常套句です。

そうやって、古い建物を保守する
責任から逃れ続けてきた結果、
今の日本にはリノベの技術を
持った建築技術者が少なくなった。

新築を作るのは得意。
リノベはやりたくない。
私たちのわがままに、
住まい手をずっと付き合わせてきた。

新築の方が気持ちいいでしょう?
リノベなんていつまで住めるか
分からないから不安でしょう?

住まい手には新築は良いもの
リノベは良くないものという
イメージがすっかり定着。

築50年というだけでは、
まだ分からないんです。
リノベに値する建物か
そうでない建物なのかが。

新築の色眼鏡ではなく、
フラットな目で建物を見て、
リノベが出来るかどうかを
判断してくれる建築士さんに
めぐり会えることを願ってます。

私なら、リノベの選択肢を捨てない。
新築を選ぶにしても、使えるものが
あれば使っていきたい。

どうぞ、諦めないで。

#長寿命住宅 #住み継がれる家 #住宅を消費しない

登録特典として、小冊子をpdfでプレゼント
+知って得するメルマガを毎日配信

メルマガ

メルマガに登録する

この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

Xアイコン facebookアイコン Instagramアイコン

国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー