凰建設の森です。
本日は病院の日になります。
入院している娘の付き添いに。
元気な方の子ども達は久しぶりに
母親に会える人なりました。
強めの薬のおかげか、症状は
ずいぶんと和らぎましたが
残念ながらクリスマスも正月も
家族が揃う事はなさそうです。
早く日常が戻ってくれたらな
と願うばかりです。
本当は夜の付き添いも代わって
あげたい所ではありますが、
昨日から消防団の年末夜警が
始まってしまっております。
年が明けたら夜も代わって
挙げられたらなと思います。
という事で、一日病院に居ましたので
折角だから病院の空調計画について
お話をしたいと思います。
病院というのは身体が弱っている人が
集まる建物になります。
当然と言えば当然ですが、
病気やケガが早く良くなるような
環境が整えられています。
冷えは万病のもと。
よく言われる言葉ですが、
病院の建築はとにかく患者さんを
冷やさないようにという工夫が
なされています。
工夫がなされているというよりは
全館空調がしっかり効いている
と言った方が正確な表現ですね。
断熱がなされているわけでは無くて
とても充実した空調が導入されている。
一般病棟や診察室の場合、
23℃というのが目安となる温度。
ただ、年中23℃かというと、
そこまででは無くて、
夏はそれより2℃高い25℃、
冬はそれより2℃低い21℃、
という感じで補正が入ります。https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsma1939/41/3/41_3_271/_pdf
高齢者や小児になるとそれよりも
1~1.5℃高い環境が最適に。
ユニバーサルデザインという言葉が
よく聞かれますが、どんな属性の
人にとっても使いやすい状態を
指して言われることが多いです。
建築物内の温度というのも、
デザインと言えばその通りなので、
冬季は21~22.5℃
春秋は23~24.5℃
夏季は25~26.5℃
というのが、万人にとって
理想的な温度だと言えるかと。
やってみれば分かりますが、
断熱がなされていない家にとって、
家中を21℃以上に保つというのは
とても難しい事になります。
逆に断熱等級7に近い建物だと、
非暖房室の温度が勝手にどんどん
上がっていきますので、リビング23℃
脱衣室21℃みたいな環境は比較的
作りやすいと思います。
年末年始は家にいる機会も多いと思う。
せっかくのタイミングですので、
トイレや脱衣室に温度計と暖房を設置して
そこが21℃になると自分の生活が
どんなふうに変化するのかというのを
やってみていただく事をお勧めします。
特に、家を建てる前の段階の方。
冬季における21℃~22.5℃というのは
万人にとっての最適解ではありますが、
あなたにとっての最適解だとは限らない。
私みたいに21℃では「暑い」という
感覚を覚える人もいれば、
22.5℃でも「寒い」という感覚を
持つ人もおられるんですね。
果たして自分が目指すべき温度は
いったい何℃なのか。是非それを
意識してみる、年末年始に、
していただければと思います。
ぜひ、やってみてくださいませ。
