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3Dプリンタ住宅、どう思う?

日本人の暮らし

凰建設の森です。

膝が痛くて動けません。
昨日ボールを追いかけて
走り回ったからですね。

今日は大人しく椅子に座り
仕事をさせていただいてます。

安静にしていれば、
なんてことはないのですが、、、
ともかく、いい運動にはなりました。

さて、本日の話題は、
新しいものとどう向き合うか。

という話題になります。

生きていれば誰でも齢を重ねる。
自分が知らなかったものなどが
後から後から出てきます。

そして、後から出てきた便利な
ものに怪訝な顔をする層は
いつの世も一定数おられます。

後2か月すると新しい年。
日本では古来より新年を祝い
知人や恩人に挨拶をするという
習慣がありました。

昔は直接顔を合わせての挨拶。
しかし、明治になり郵便制度が
確立されていくにしたがって、
挨拶を書面でやり取りする事が
主流になってまいりました。

すると、やはり一定の層から、
本来は面と向かって挨拶を
すべきである。書面での挨拶は
虚礼であり廃止すべし。

という意見が出されます。

しかし、対面での挨拶は、
元日に行けても10件程度。
年賀状であれば100件でも
200件でも同時に挨拶を送れる。

どちらが合理的でお互いに楽かは
火を見るよりも明らかです。

そうして年賀状は新年の挨拶の
主流として100年以上重宝されましたが
今、インターネット時代を迎え
また新年の挨拶は転機を迎えます。

SNSで新年の挨拶を行えば、
更に多くの人にもっと手軽に
済ませることができます。

ネットで新年の挨拶をするなんて、、
と眉を顰める人がおられましたら、
そんなに伝統を重んじたければ、
一軒一軒ご挨拶に回られては?
そもそも年賀状が略儀ですよね。

って言ってあげてもいいくらい。

新しい物に眉を顰める人が
いるのは家づくりでも同じです。
昨日の洗濯家事の話題で言うと
1960年時点で洗濯機の
家庭普及率は50%になります。

まだ半分の世帯が手で洗っていた。

当然その頃は「洗濯手洗いすべし」
というお姑さんの層がおられたはず。

私が青年会議所やPTAであらゆる
行事を簡略化してきた時にも、
反対を唱える人は一定数いました。

反対を唱える層ってどんな人?
多分あなたもピンとくると思いますが、
「同じことを経験されてきた先輩」
がそういう層になってきます。

そして、それらの層の言い分は、
「伝統をつながなくてはいけない。」

という建前で
「俺と同じ苦労をしろよ」や
「お前達世代が楽をするのは癪に障る」
という本音が多分に見え隠れ。

そこにお金が絡むと余計に大変。
タクシー業界がUberの普及に
反対し続けるのもそうです。

バリではUber的な仕組みが
既に普及しており、普通に
タクシーを頼むよりも、
早く、安く目的地に行ける。

使ってみましたがタクシーより
はるかに便利でした。

言葉が通じなくとも全然
問題が無いんですから。

どちらが社会全体、そして
消費者にとって有益かは
比べるまでもありません。

じゃあ、Uberじゃなくて、
Luupだったらどうか?

Luupに限らず、後発の
同様のサービスはどんどん
出現してきていますが。

こちらになると、眉を
顰める人は途端に増える。

確かに、安全性への懸念や、
そもそもこのサービスが
出来上がった経緯などで
納得が行かない人も多いかと。

ただ、使ってみれば分かりますが
これ、ものすごく便利です。

昨日も名古屋市内の移動で
使いましたが、このサービスが
適切に運用されれば、
町中が駅近になります。

ギャーギャー騒ぐ40代以上を
差し置いて10代20代の人が
さらっと利用しているのも
非常に納得できるサービスです。

Luupで交通事故が増えた!
確かに、2022年に比べて
2023年の事故件数は
7000件程増え、死者も70人
ほど増えております。

増えた全部がLuupの影響
だとは言いませんが、
影響が無いとも言えないはず。

しかし、2003年と2023年を
比べてみると、2003年の方が
事故件数は64万件程多く、
死者も4500人程多い。

眉をひそめている私たちの
世代の方がよっぽど多くの
事故を作ってきました。

若い世代の人たちに言わせれば
あなた達世代に交通事故について
言われる筋合いは無い。
だと思います。

新しい仕組みが生まれる時に、
ノーリスクなんてことは
あり得ない。

そして、新しい事にどんなリスクが
あるのかは、チャレンジして
みないと分からないんですね。

まずはやってみてから、
対策を考える。

そういうチャレンジングな
気持ちがなくなることを、
老いるというのですが、
企業などでも、まずはやってみる
というベンチャーの精神が、
会社が大きくなるにつれて
保守的になって薄れていきます。

何か新しい事を始めようと
する時に、法的にどうか?
手続きは可能か?みたいな
事にとらわれ過ぎて結局
スタートせずに終わってしまう。

あなたの会社でもそんな
感じで潰れて行った企画は
いくつもあると思います。

このメルマガを読んでいるのは、
恐らく家づくり世代である、
30代~40代が多いかと。

どちらかというとこの世代は
まだ新しい物を取り入れる
姿勢は失っていないかと思う。

しかし、同時に、10代20代に
対して老害的な目を向け始める
年代でもあったりします。

ネットでの年賀状はOKだけど
Luupはダメみたいな感じで
考えている人も一定数いるのでは?

家づくりにおいては、どちらかというと
答えが既に出ている物の方が多い。

戸建て住宅で遮熱材の実験棟を
作ってみました!みたいな事を
今更やるのは、ただ単に無知なだけ。

勉強して計算すれば遮熱がどの程度
効くのかという事は実験しなくても
分かります。

ましてやそれをお施主様の家で
実験するのは人のお金で遊ぶようなもの。

そういうのは論外ではありますが、
まだ誰もやった事のない事、
チャレンジングな事に関しては、
まずやってみれば良いと思います。

住宅業界で言えば、3Dプリンターの家。
今はまだ一部の新しい物好きな人が
実験的に建てているだけですが、
これはLuupと同じでリスクの評価は
非常に難しい。となれば、
まずは普及させてみて問題点を
洗い出して、改善するかやめるかを
社会的に判断すればいいです。

Luup然り3Dプリンター住宅然り、
新しい物には一定の逆風がつきもの。

弊社の立場としては、3Dプリンターの
家は商売敵になってはしまうのですが、
それが社会と人の為になるのであれば、
会社の利益の為に3Dプリンター住宅を
叩くのは消費者全体の益を損なう事になる。

家を建てて売り上げを上げたい。
が先行するならば、自社以外の家は
全部だめだという言い方になります。

しかし、本当に社会を善くしたいと
考えるのであれば、自社ではできない
やり方で住まいと向き合う他社さんは
注目に値する存在になります。

素材が木質でないことによるLCCの評価が
どうなるかであったり、建築基準法への
適用の仕方がどうなるかなど、
課題は山積ではありますが、
新しいチャレンジングな取り組みは
ひとまず応援したいと考えます。

今日は家づくりというよりは、
四方山話的なお話でしたね。

私たちが望む望まざるに限らず、
社会は刻々と変化し続けています。

これからも今までにない商品や
サービスは世の中に登場し続ける。

怪訝な顔をして向き合うも、
とりあえずやってみるのも、
どちらでも可能なのですが、
世間に乗り遅れない為には、
まずはやってみる。

興味関心をそれらに注ぐ。
その方がいつまでも若く
居られると思います。

もしよければ、参考にしていただければ。

#流行より普遍性 #本質的な家づくり

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー