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床下の水道管、結露する?

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日名古屋空調講座の2回目。
凰建設実物件回になります。

弊社の空調事例を紹介しながら
お話をさせていただく機会。

遠い所の空調講座ですと、
始発で出かけたりしますが、
岐阜回であればとてもゆっくり。

有難いです。

さて、本日も質問箱から。
まだまだ溜まっておりますので
頑張って返していきます。
↓     ↓
%url1%{https://peing.net/ja/q/da1e24bf-076c-42b7-bcf6-c7a9faf24381/completed}

NE-STの冊子P4にある
怪奇現象についての部分ですね。
↓     ↓
%url2%{https://www.pref.tottori.lg.jp/secure/1313910/trivia.pdf}

やっと暖かくなってきましたが、
冬季はお湯が出るまでの間、
冷たい水が出てくるので
待つのが辛かったですよね。

基礎断熱にすると、特に床下エアコンの
家なら床下空間が30℃近くまで
暖められておりますので、
そこを通る水道管の水もずっと
緩く保温されているようなもの。

お湯仕事をする際には非常にありがたい。

しかし、外の水道管を通ってきた水は
10℃以下の水温になっているから、
そのうち水道管が結露するんじゃない?

というのが心配な訳ですね。

では計算してみましょう。
現在主流の水道配管は、
架橋ポリエチレン管に保温被覆を巻いた
こんな感じの物です。
↓     ↓
%url3%{https://www.kubota-chemix.co.jp/products/pex_polybutene/pex/item_1222}

内径13mmの管を使い
一番薄い3mm被覆の物で想定。
樹脂部分の厚さは2.5mm

内部の総合熱伝達率を
4000W/m2K
外部の総合熱伝達率を
17W/m2Kで想定。

保温材のλ値は0.05W/mK
としておきます。

水温は5℃床下温度が30℃
としたときに、
架橋ポリエチレン管の
表面温度は、18.25℃

18.25℃で露点になるためには
30℃の床下空間の場合、
湿度は約50%です。
絶対湿度で言うと、
13.1g/kgDA(15.7g/m3)

まあまあ頑張って加湿を
しないとその空気にはならない。

床下空間が25℃まで冷えると
架橋ポリの表面は15.6℃。
露点温度の絶対湿度は11.1g/kgDA
これならあり得るかもしれない。

その時に断熱被覆の厚みを
1つ上の5mmにすれば、
管の表面温度は17.88℃まで
上がりますので露点の絶対湿度も
12.8g/kgDAまで上がります。

外気温が日常的にマイナスに
なる地域であれば、床下にある
水道管の被覆は5mmか10mmの方が
望ましいかもしれませんが、
冬季の床下がそんな高湿度に
なるのは最初の1~2年位。

そこまで気にしなくても
いいかなと思っちゃいます。

どうぞ参考にしていただければと。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー