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その都市伝説を検証

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日は、地域の行事の日。
と、七五三などなど、
家族サービス?的な日です。

ということで、多分
気になっている人も多いであろう
昨日のお話をしたいと思います。

三菱電機さんの静岡工場で
エアコンについての勉強を
して参りました。

個人的には霧ヶ峰の冷凍サイクルの
制御がどんなセンサーを使って
何を感知し、どう行われているか。

ということを根掘り葉掘り
聞いておりました。

技術開発の人が頭を抱えながら、
話せるギリギリのところまでの情報を
出してくださったのは本当に感謝。

通常、エアコンメーカーの方に
質問をすると営業さんが出てきて
底の浅い部分だけのお話しか
聞けないという事も多いです。

ちゃんと知っている人を
引っ張り出していただいた
三菱電機さんは真摯な会社です。

冷凍サイクルの話は殆どの人が
興味ないだろうし、企業秘密に
迫る部分もあるので致しません。

その代わり皆様が質問いただいた
内容にお答えしていきます。

まずは最も多かった質問から。

エアコンは夏冬で冷媒の流れを
3方弁で変える仕組みなんだけど、
小屋裏エアコンや床下エアコン
のように、どちらかでしか
使わない使い方だと故障し易かったり
予期せぬ不具合が起きる可能性がある。
という意見があるけど、実際に
不具合が起きたりした事例があるか?

という質問に対してですが、
そのような事例はないし、
どちらかだけの使い方で
問題が起きる事はないと思われる。

というのが三菱電機さんの回答。

まあ、それがもし問題があるなら、
北海道のように冷房需要が殆どない
地域での寒冷地エアコンの運用や、
冷房専用機種という、昔の主流の
エアコンは全部ダメになるので、、

次に、エアコンの室内機の大きさを
もっと小さくできないかという
事ですが、ごめんなさい、これは
金型を一から作り直すことになるので
今のところはできませんという回答。

フィルター自動掃除機能のないエアコンを
たくさん作って欲しいという要望に
対しては、そもそも三菱で最も
売れているのは、フィルター掃除機能の
ないGVシリーズなので、既に最も
沢山作っておりますという回答。

マンションのベランダなど、夏は45℃を
超える環境なのでそれに対応した
エアコンを作って欲しい。使用条件を
緩和して欲しいというご意見については、
今は上位機種から順次高温域で動く
ものに対応していっております。
という回答でした。

冷房運転時にフィンが冷えすぎることで、
エアコン背面に結露が起きたりという
心配はないですか?という質問には、
距離が空いているし遮熱板もあるから
大丈夫ですという回答。

フィルターマシマシをしなくても、
最初から風量の弱い機種を作って。
という要望に対しては、凍結のリスクが
ない範囲で今後対応を検討する。
という回答になりました。

ここはよく勘違いをされていますが、
風量を落とせば冷媒の温度が
下がりにくくなりますので、
除湿力は上がることになります。

しかし、液戻りを起こすレベルの
少ない風量で運転しても、
液として戻った範囲の冷媒は
圧縮機の手前で沈殿しているだけなので
冷凍サイクル全体の品質が
上がるわけではありません。

一定以上の風量削減は、
必ずしも効果が高まるわけではない
ということを暗に言っていた。
と私は解釈しております。

JXVの体感冷房で、再熱除湿に
なかなか切り替わってくれない。

という問題ですが、これは
面白かったです。
詳しい制御内容等はさておき、
そういう場合は、設定の湿度を
高めるということを試してほしい。

というのが三菱さんからのアドバイス。
いえ、正確に言えば、色々聞いた上で、
「設定温度を高くした場合の方が
うまくいくこともあるということですか?」
という私の問いに
「そういう事もあり得ると思います」
と答えていただきました。

また、アプリやリモコンで、
上上下下、、、みたいなことをやると
特別な制御モードになるというのは
都市伝説ですという事も。

エアコン室外機のデザインをどうにか
というのは、これもラインを変えるという
ことになるので難しい。

プラン等々で対応ですね。
床下エアコンについては、
メーカーの規定外の使い方なので、
アドバイスはできない。

ということなので、私から回答。
基本的には床下エアコンの場合、
風量は多ければ多いほど良いです。

自動、または強でお願いします。

2.2kW以下の機種は今のところ
開発の予定はなし。

というのが、三菱さんからの回答。

エアコンにまつわる都市伝説は
色々ありますが、本当だったものも
嘘だったものもある。
(殆どは嘘)

どうぞ、参考にしてください。

#本質的な家づくり #快適は設計でつくる

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー