日本一暑い多治見市の高性能住宅

新築 2023年竣工 | 多治見市

コンセプト

北海道出身の旦那様が日本一暑い多治見市での新築です。北海道のように、冬に半袖でアイスを食べるような暖かい家に住みたいとのご要望で、とにかく断熱・気密と空調の快適性そして省エネ性にこだわった住まいです。

外観

ふたつの片流れ屋根が交わる特徴的な屋根形状は、太陽光発電の効率化と室内の空調計画に深く関係があります。省エネ性と快適性を兼ね備えた住まいは間取りの設計から始まっています。

内観

木製サッシ「佐藤の窓」が映えるスタイリッシュな内観です。木の家に馴染む、高い日射取得性能、窓枠の断熱性能、そして将来のメンテナンス性が考慮された窓はこの住まいに必要不可欠なパーツです。階段手摺はアイアンの細いラインで構成され、お部屋を開放的に見せてくれます。

室内エコキュート

アウトドアの趣味が多いお施主様に、気兼ねなく使える土間収納をたっぷりご提案しました。その一角にはエコキュートのタンクを設置しています。冬季のお湯が冷めにくく省エネな使い方ができる上、お湯が冷める時に放出される熱が暖房の役割も担ってくれます。また、温熱環境が安定している室内に置いてあるとタンクの長寿命化にも繋がります。

構造・性能数値

構造木造軸組工法 2階建て
敷地面積84.74坪
延床面積38.19坪
耐震耐震等級3 許容応力度計算
断熱UA値0.25 断熱等級7
換気第三種換気
パッシブ換気
空調小屋裏エアコン
床下エアコン
住宅性能評価取得
長期優良住宅認定

担当者からのコメント

設計

「佐藤の窓をもっと使えませんか?」使いたいご主人と、止める奥様と私。打ち合わせ中の一コマです。敷地の形状が少し特殊であることと、奥様のお父様のご要望も取り入れながら、ご夫婦が暮らしやすい家の形を考えて設計致しました。斜め屋根はデザインだけではなく性能や空調的にも必要な機能美になります。あんな遠くにあるエアコンの風がなんでファンもないのにここまで届くの?という驚きの声は最高の誉め言葉となりました。

デザインチーム

内装は、お施主様のイメージする雰囲気に合う様な造作家具の細部や部材の選定、普通に取り付けると階段と干渉してしまうリビングの大開口部のスクリーンをどのように納めるか等、工事部とも打ち合わせながら進めていきました。
玄関とリビングをふんわり隔てる大きな格子戸は、お施主様のご要望に沿いつつ室内の雰囲気にもなじむ様試行錯誤した結果、お家の特徴の一つとなりました。

現場監督