QUESTION Q&A

設計・間取り・窓
よくある質問
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これまでにいただいた質問
- 日射取得はどのように考えるべきですか?
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日射取得は「冬は取り入れ、夏は遮る」というバランスで設計することが基本です。
冬は南面の10時〜14時の太陽を取り込むことで暖房エネルギーを大きく削減できますが、同じ窓が夏や秋には室内を過熱させる原因になります。そのため東西の窓は抑え、外付けブラインドや庇などで日射遮蔽を行うことが不可欠です。また、敷地条件による日当たりも含めてシミュレーションし、季節ごとの熱収支を踏まえて設計する必要があります。
- 夏の日差し対策はどのようにすれば良いですか?
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外部で日射を遮る設計を行い、特に東西の窓を抑えることが効果的です。
夏の暑さは主に窓から入る日射が原因であり、室内側のカーテンではなく、すだれや外付けブラインドなど屋外側で遮る方が高い効果があります。また西日や東日は冷房負荷を大きく増やすため、窓を最小限に抑えることが重要です。さらに庇だけでは防ぎきれない季節もあるため、可変できる遮蔽装置を組み合わせてコントロールすることが求められます。
- 風通しの良い家にするにはどうすれば良いですか?
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風を効率よく取り入れる窓の種類と、高低差・対角配置を意識した通風ルートの設計が重要です。
縦すべり出し窓など風を捕まえやすい窓を使い、対角線上や上下に窓を配置することで空気の流れが生まれます。特に低い位置から入れて高い位置から抜く設計にすると、温度差による自然な換気も促進されます。また、夜間通風(ナイトパージ)を活用すれば室温を効率的に下げることも可能です。
- デザインと性能はどちらを優先すべきですか?
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家づくりでは、デザインももちろん大切ですが、耐震・断熱・耐久性といった性能が最優先です。
住宅の本来の目的は命と健康を守ることであり、耐震性や断熱性が不足していると安全性や快適性が損なわれます。また、性能は完成後に改善するには大きなコストがかかりますが、デザインは後からでも変更が可能です。さらに、デザインの満足度は数年で慣れてしまう一方で、暖かさや快適さといった性能の価値は長期間持続します。耐久性の低いデザインは将来の修繕費を増やすリスクもあるため、まずは「強くて暖かい箱」をつくり、その上でデザインを整えるという順序が合理的だと考えています。