QUESTION Q&A

よくある質問
- 今回、新築において太陽光の自家消費を採用するのですが、将来の蓄電池設置に備えて新築時に仕込んでおいた方が良い工事(先行配管など)はあるのでしょうか?
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高断熱の家の場合、後で外壁に穴を開けるのはリスクも大きいし大変なので、予備の穴を開けておくのが良いです。
分電盤から天井裏を通って、外壁の外につながるような位置だと、後で工事をした際に露出配線などが少なくて済むかと思います。
- 太陽光発電モニターではなくHEMSを導入するメリットはありますか?
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HEMSのメリットは「計るだけダイエット」効果です。スマホやモニターでいつもエネルギーの使用状況をできるようになり、それを気にして見るようになりますと、自分の生活において、何が沢山エネルギーを使っているのかが分かります。効率の良いエネルギーの削減ができるようになります。
- 凰建設さんで給湯エネルギーの省エネを目的に太陽熱温水器を導入されることはありますか?
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太陽熱温水器は非常にお勧めです。しかし、エコキュートとの相性はあまり良くないので、悩ましい所です。 賢いタンクみたいな製品が登場して、太陽熱温水器とヒートポンプを制御してくれるようになると、みんなが上手く同居できるようになり、非常に省エネが進むのですが、、、それはまだまだ先ですね。
- 太陽光発電を検討中です。予算が厳しい場合、リースはおススメできますか?
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予算が厳しくない場合でも、無料で太陽光の仕組みをお勧めしております。Looopやリクシルテプコ、京セラ関電エナジー他、無料もしくはリースで太陽光を載せる仕組みは沢山ありますが、これらはいい意味でここ数年しか通用しない限定的なビジネスモデルです。つまり今の時期に家を建てる方だけが使えるボーナス的な物ですので、使っておいた方が良いです。自費で太陽光を載せる人が初期コストを回収できる確率はそうそう高くありません。
- 屋根一体型の太陽光発電はやはり代替性がないことから森さんの中では選択肢から外れますか?同商品のメリット・デメリットについてお考えなどございましたら、ご教授いただけると助かります。
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実は弊社社屋の屋根についている太陽光は、20年前のパネル屋根一体方式の物になります。
仰るようにあまり機能を混ぜるのは好きではないので、積極的にお勧めはしておりませんが、外観はかっこいいなと思いながら見ております。太陽光としての寿命が終わった後、普通の屋根材としてずっと使え、更に上から太陽光を載せる事が出来るのであれば、使ってみてもいいのではと思います。
これまでにいただいた質問
- エコキュートと太陽光パネルでメーカーを合わせたほうが相性が良いとかありますか?ソーラーチャージ的な機能は欲しいと思っているのですが分からなくなってきました。
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panasonicで太陽光やエコキュート、家電にHEMSまで揃えたらかっこいい!と思う気持ちも分かるのですが、それぞれ耐用年数や商品としての賞味期限も違いますので、いずれはバラバラになります。
あまり気にされない方が良いかと思います。
また、一つのメーカーで色んな連携が取れるよりも、他社商品とも連携が取れる商品の方が、エンドユーザーが囲い込まれなくて済みます。
- 太陽光パネルについて質問です。屋根の上に搭載するのは何kWくらいがよろしいでしょうか?前提条件によって変わるとは思いますが、関東6地域、4人家族、夫婦共働き、車1台(EV)、30坪Ua0.3C値0.5、第一種換気を想定しております。
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PPAで乗るだけ載せて、太陽光の発電効率の低下と共に、パワコンを小さいものに切り替えていけば、30年以降には5~6kW程度の仕組みを自家消費しながら使っていくという状態に落ち着くのではと思います。
日本で再エネ電力の供給量が100%を超えて「電気が国全体で余っている」状態が出現し始めるまでは売り先はいくらでもあり、蓄電池は不要です。
今の事よりも先の事を考えたほうが良いですね。設備は必ず陳腐化します。それを見越した計画が望ましいです。
- 太陽光のリースとPPAはどちらが一般住宅では得策ですか?
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リースもPPAもあまり変わらないと思いますが、ご自身で電気の使用量や発電量をマメにチェックできるならリース、お任せで住みたいならPPAの方が良いような気がします。
- 現在、真南向きの屋根に5.32kWの太陽光パネルの提案をしてもらい、太陽光を設置したいと考えています。森さんは太陽光パネル設置に関する予算についてはどのようにお考えでしょうか?
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私なら無料で太陽光を載せる仕組みを選びます。
屋根の大きさいっぱいに乗せてくれますので、将来の家庭内エネルギーマネジメントの幅が広がります。
この仕組みはどんどん条件が悪くなっており、そのうちなくなるかと思いますので、今、家を建てる人が使える制度ボーナス的な仕組みです。有効活用してあげてください。
- 当方、北陸5地域で平均積雪量が45cm程の地域です。西向き片流れ屋根3.5寸勾配、屋根面積48㎡になり屋根に影がかかることはありません。西向きの屋根で3.5寸勾配の場合でも太陽光発電パネルを載せた方がいいでしょうか?また、どれくらいのパネルを載せれば15年以内にコスト回収できるでしょうか?
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回収できるかどうかは何とも言えないところではあります。
岐阜の場合ですと西向き片流れ屋根の家でも太陽光は載せるようお勧めしておりますが、詳しくは太陽光発電事業者さんや建築会社さんにシミュレートをしてもらうと良いかと思います。PPA事業者さんの中でも、積雪地域OKな会社がいくつかありますので、PPAの事業者さんが手を出してくれるのであれば、そちらに全部任せてしまって、ノーリスクローリターンな太陽光を搭載しておいた方が良いと思います。