QUESTION Q&A

よくある質問
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これまでにいただいた質問
- 高気密だと息苦しくなりませんか?
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高気密住宅でも息苦しくなることはなく、むしろ空気はきれいに保たれます。
高気密住宅は密閉する家ではなく、24時間換気によって計画的に空気を入れ替える仕組みになっています。気密性が高いほど、給気口から排気口へ正しく空気が流れるため、効率よく換気が行われます。逆に隙間の多い家では空気の流れが不安定になり、十分に換気できないこともあります。また、古い住宅ではCO2濃度が高くなることもありますが、高気密住宅では適切な換気により健康的な空気環境を維持しやすくなります。ただし、換気を止めたり開放型ストーブを使用すると空気環境が悪化するため注意が必要です。
- 気密性能は経年劣化しますか?
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気密性能は経年や外的要因によって劣化する可能性があります。
木材は乾燥によって収縮し、柱や構造部に隙間が生じることがあります。また、日本では日常的に地震が発生するため、その微細な揺れによって建物がわずかに変形し、気密層が傷むこともあります。さらに、温湿度の変化も影響し、時間とともに性能が低下することがあります。ただし、外張り断熱で構造材の温度変化を抑えたり、耐震等級3のように変形しにくい構造にしたり、気密層を多層で施工することで、劣化を大きく抑えることが可能です。このように、気密性能は「新築時の数値」だけでなく、数十年先を見越した耐久設計がなされているかどうかで、その後の劣化具合が大きく変わります 。
- 窓の種類と気密性能は関係ありますか?
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窓の種類は気密性能に大きく影響し、選び方によって住宅全体の性能が変わります。
窓は開き方によって構造が異なり、空気の漏れやすさが大きく変わります。FIX窓やすべり出し窓、ドレーキップ窓はパッキンでしっかり密閉できるため気密性能が高く、一方で引き違い窓は構造上すき間ができやすく、最も気密性能が低くなります。特に第三種換気の高気密住宅では室内が負圧になるため、第一種換気の住宅よりも引き違い窓のすき間から空気が入りやすくなります。そのため、気密性能を重視する場合は引き違い窓を必要最低限にし、高気密な窓種類を適切に使い分けることをおすすめします。
- 予備スリーブは断熱・気密に影響しますか?
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正しく施工すれば影響はほとんどなく、むしろ性能維持に有効です。
予備スリーブは外壁の貫通部となるため、本来は熱橋や漏気のリスクがありますが、新築時に気密処理や断熱補強(ウレタン充填など)を適切に行えば性能低下はほぼ防げます。それよりも問題なのは完成後の穴あけで、気密・防湿・断熱の層を壊してしまい、漏気や内部結露の原因になります。あらかじめスリーブを設置しておけば、将来の設備追加時にも外皮を傷めず、住宅性能を維持できます。使用しない期間は、スリーブ内に断熱材を詰めておけば問題ありません。このため、予備スリーブは「新築時に正しく施工すること」が前提で、むしろ推奨される対策です。
- 換気にはどんな種類がありますか?
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主に「第一種・第二種・第三種換気」の3種類と、自然の力を使う「パッシブ換気」があります。
住宅の換気は、給気と排気を機械で行うかどうかで分類されます。第一種(給排気とも機械)、第三種(排気のみ機械)が一般的で、第二種(給気のみ機械)は住宅ではほぼ使われません。また、温度差など自然の力で行うパッシブ換気もあり、設計次第で省エネかつ静かな換気が可能です。