Q & Aよくある質問
よくいただくご質問をまとめました
設計について
- 省令準耐火構造は施主に説明されていますか? 私の建築予定地は周りが田んぼの田舎です。相談中の地元工務店から説明がありません。火災保険が半額になりますが建築費用が余分にかかるのでコスパがどうなのか伺いたいです。
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最初のアンケートで「省令準耐火にしたいか」を聞きます。何それ?という方には説明をして、YES/NOで答えられる方はそのようにします。省令準耐火は、正しい省令準耐火と、偽省令準耐火がありますが、火災保険の割引はどちらも同じです。そして、正しい省令準耐火は循環ファンや配線胴縁ができません。また、偽省令準耐火は保険会社に対する詐欺になるかどうか、かなりグレーな事になります。そういった事を説明したうえで、省令準耐火にするかどうかを決めるようにしております。
- 凰建設で施工された住宅では、外気温何度くらいまで無暖房で生活されてますか?
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岐阜地域での話ですが、敷地条件が恵まれている場合は太陽さえ出ていれば1月でも2月でも無暖房で生活できるように設計することは可能です。
- 木材の腐朽要因として含水率がありますが、表面からどこまでの厚みの平均を測定できるかは、(特に非破壊の)水分計によっては様々だと思います。これといった厚みの目安はあるのでしょうか?
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一般的に住宅用の木材は構造材で厚みが105mm~120mm程度あります。
そのため、測定深度が50mm程度の物であれば、大概の材料の含水率は適正に測れると思ってよいかと思います。5万円程度の高周波式含水率計であれば、その程度は測れるかと思います。
- プレカットした木材を現場で削ったり、切ったりするなど微調整することはあるんですか? 仕口部分のひび割れはあっても大丈夫なんでしょうか?
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土台や桁など、欠け防止の為にあえて少し伸ばしてプレカットをしておき、後で切るというやり方もあります。弊社はそうしております。仕口部分のひび割れ(小口?)は特にあっても問題ありません。今は仕口の精度よりも金物の強度で緊結されてしまっているという要素の方が強いからです。
- 玄関の土間を無くしてドアを開けると無垢のフローリングでフラットな床にしたいと思っています。アメリカの家のような感じで靴は外で脱いで棚に置きます。懸念材料はありますでしょうか?
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外で靴を脱ぐなら、ぜひ内開きの玄関ドアも検討してみてください。日本のメーカーではラインナップがありませんので輸入材や造作の玄関ドアになりますが、その生活パターンであれば内開きのドアの方が使いやすいと思います。実際、アメリカの場合、玄関ドアは内開きが多いです。
- リビングに小上がりの畳コーナーを設けようと思います。 そこから直接出られるようなタイルデッキもしくはウッドデッキをつけたいのですが、基礎と高低差があります。 床下断熱で換気口もあるので、フラットに施工するのは難しいのでしょうか?
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畳コーナーとフラットに施工することもできますが、デッキと庭の高低差は1m近くになるのではないでしょうか。その高低差を使い勝手的、意匠的にうまく解消できれば、やっても良いかと思います。ウッドデッキ下を簡易的な収納スペースにできたりしますね。
- 凰建設では、基礎の養生期間はどのくらい取っていますか? 最近建った近所の建売は3日ほどでしたが、季節等によってちょうどいい長さはあるのでしょうか。
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早く固まるコンクリートを使うと、早く型枠を外したり土台を乗せたりすることができるようになりますが、土台を伏せてアンカーボルトを締めるまでであれば、3日は早すぎる気がします。弊社は大体立ち上がりの打設から上棟まで2週間程度を見ております。季節はあまり関係なくそのくらい、養生を取ります。
- 設計される上で蓄熱は検討しておられますか?
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はい、新しい断熱構成にする時は確認をするようにしております。
- 北海道で新築予定です。 テクノストラクチャーのデメリットはありますか? 2x4も選べる業者ですが、鉄を使用なので木製梁より強いと聞きました。冬20度、夏30度の気候ではどうでしょうか?
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狭小地などで間取りの制約が大きいとか、どうしても大空間を作る必要があり、テクノストラクチャーでないとダメな理由があれば良いかと思います。北海道でもテクノストラクチャーがあったことを初めて知りましたので、私も勉強になりました。気になるのは性能数値です。テクノストラクチャーの熱橋も考慮してUA値0.3以下、C値1.0以下は確保してもらわないと北海道では話になりません。旭川などの寒い地域ではそれでも足りません。そこだけはきっちり押さえていただければと思います。
- 回り階段について質問です。 今の間取りの場合、180°回る部分が5段ですが、2階のホールに1段分はみ出せば回転部分を4段にすることもできると言われています。 ちなみに踏み面22センチ、蹴上21センチ、踏込3センチの階段です。 2階にはみ出さず回転部分を6段にすれば蹴上19.6センチに出来るそうですが、どれが一番安全な選択ですか?
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個人的には5段で登るリズムが好きなのですが、蹴上20センチを超えるのはなかなか急な階段ですね。私であれば1階の高さを抑えた上で5段にするかなと思いました。180度ターンの周り階段だと想像しますので、あまり影響はないかと思いますが、登りきりの部分が吹き抜けに絡めてあったりすると、1段分飛び出すだけで梁の組み方が致命的におかしくなったりすることもありますので設計士さんの意見もよく聞いて決めていただければと思います。