よくある質問

Q & Aよくある質問

よくいただくご質問をまとめました

設計について

凰建設さんはリクシルのSWを使用されているようですが、SW工法は2×4工法のように外せない壁等により間取りが制限されることはあるのでしょうか?
大層な名前なので、特殊な工法に見られがちですが、…

大層な名前なので、特殊な工法に見られがちですが、断熱材と構造用合板が一緒になったLIXIL製の壁パネルを柱間に後から入れるだけという非常に単純なものになります。普通の在来工法の設計と変わることは何一つありませんので、制限が増えるという事は有りません。

季節の太陽高度を基に軒の長さを設定されると思いますが、夏場の基準日は夏至に設定されていますか?また、期間とするといつからいつまでの日射を取得、遮蔽できるように考えられていますか?

夏至では意味がありません。一年のうちで最も暑いのは8月の第一週になります。夏至+40日になります。この高度は夏至-40日と同じですので、GW明けくらいの太陽の角度と同じです。庇で日射遮蔽をする場合、お客様が暑がりか寒がりかにもよりますが、4/20~8/20位は南の窓に陽が当たらない期間と考えます。暑がりの人であれば、4/1~9/10くらいまでが陽の当らない期間です。
ただ、これもあくまで目安でして、最終的にはちゃんと計算して求めていきます。

高気密高断熱の家は反響しやすくなるというのは本当でしょうか。もしピアノなど楽器を弾くことを想定する場合、対策など必要でしょうか。

外に出ていく音が無くなる分は、反響して中に入ってきますので、反響しやすくなるのはその通りです。反響したくないという事であれば、内装をなるべくふわふわした素材の物に近づけると良いです。反響音が少なくなります。

どのような屋根形状であれ、屋根の全辺の軒は日射遮蔽だけでなく、外壁の汚れを防ぐ意味で有効ですか?
はい、外壁の汚れは軒の深さにより大きく変わってきます。

はい、外壁の汚れは軒の深さにより大きく変わってきます。

新築の注文住宅で設計士がプラン前に建築現場の周辺などを目視で確認するのは必須ですか?グーグルマップでも良いですか?そしてそれは工務店選びの重要なポイントでしょうか。

最近では土地を見なくても設計が出来る状況が整ってしまっておりますが、やっぱりできれば土地は見たほうが良いかと思います。
土地を見に行くかどうかは家づくりが好きかどうかじゃないでしょうか。

最近、吹き抜けの渡り廊下にうんてい、などデザイン部分で「キケンな家」を多く目にする気がしますが、そこにまつわる法令の有無、施主が欲しいと言えば付けてしまうのか?など業界の実情、ご意見をお聞きしたいです。

基本的に遊具というのは建築基準法の領域です。ディズニーランドのビッグサンダーマウンテンも、近所の幼稚園のブランコも、建築基準法に則って作成されております。
ベランダなどの屋外に関する制限はそれなりにありますが、室内同士の落下などに関する規定は建築基準法ではそれほど厳しくなく、設計者の判断に任されているというのが実情です。
キケンな家が多いのは私も同感です。
が、それは設計者の判断なのか、住まい手が望んだことであるのかは何とも判断がつきませんので何とも言えません。
統計上、階段から落ちる人は沢山いますが、吹き抜けから落ちる人はほぼゼロですので、法律も自由意思に任せるというスタンスだと思います。
キケンな物は取り締まるべきという気持ちも分かりますが、行き過ぎると、どんどん世の中は窮屈になります。公園からは回転遊具がどんどん消滅していきます。
そこは自由意志でも良いのではと感じます。

中華料理屋で炒め物を週4ぐらい作ってますが、掃除を怠ると煙や油汚れはどうしても発生します。御社のような高気密高断熱住宅の、キッチン周りの間取り、換気設計、キッチンとリビングの設計の考え方を教えていただけますか。

その使い方でしたら、必須になるのはキッチンの換気扇は外壁面にくっついている事です。コンロ周りに勝手口や窓は無い方が無難です。オープンキッチンでも良いですが、せめて正面と側面に壁のあるキッチンにすると良いかと思います。換気扇はお掃除機能付きなどは採用せず、掃除のしやすさの1点に絞って探すと良いかと思います。タカラのホーローレンジフードなどは相性が良いかと思います。

ガデリウスなど木製のドアですが、南や西など直射日光が当たる面では木が反り、変形の恐れがありお勧めしないと聞きました。これは本当でしょうか?
弊社でもガデリウスのスウェーデンドアは

弊社でもガデリウスのスウェーデンドアは北面にしか付けたことはありませんね。
ご自身でマメにメンテナンスが出来るのであれば、どの面に付けても良いかとは思います。

半外付けサッシを使用する場合、湿式外断熱工法が交換後の補修もやり易いような気がしますがどうでしょうか?ユーロサッシも検討してのですが、あまりに高すぎるのと台風が強い地域なので内付けサッシに抵抗があります。
私が半外付けのサッシを施工する際は、あえて付加断熱を2段階処理にして、後からでも何とか交換できるようにとは考えて施工をしております。

そうですよね、輸入サッシ、価格が跳ね上がりますよね。
私が半外付けのサッシを施工する際は、あえて付加断熱を2段階処理にして、後からでも何とか交換できるようにとは考えて施工をしております。
EPS断熱材は切り貼りもしやすいので、おっしゃる通りそれらの工法も後からやりやすい物の一つではあると思います。
ただ、贅沢を言えば、EPS断熱材による湿式外壁は、ヨーロッパの様に、厚みを15cmとか20cm取る事に真価が発揮されますので、厚さ数cmの日本のやり方はちょっともったいないような気も致します。
この辺の試行錯誤は終わりがありませんね。

また、内付けサッシが台風によって漏れるという事はしっかり施工していればありませんが、内開きサッシはあまりに強い風と雨を受けると、ほんの少し、水が家の中に入ってくることはあります。内開きサッシを取り付けられる場合は、台風の日に、窓の下にスポーツタオルを敷いておくと良いかもしれません。

玄関ドアについての質問です!片開きドアと親子開きでは気密性能はかなりの差がありますか
かなり、の定義は人それぞれで曖昧ではありますが、

かなり、の定義は人それぞれで曖昧ではありますが、親子ドアですと、気密は0.05cm2/m2程度落ちると考えて頂いても良いかと思います。JIS的には0.1cm2/m2落ちるかどうかという所です。

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