よくある質問

Q & Aよくある質問

よくいただくご質問をまとめました

その他

自分の家をいい感じに写真に収めたいのですが、おすすめの撮影方法はありますか?

私の場合、水平垂直を意識する事、全体を納める事にこだわりすぎない事を意識しております。

廃プラやマイクロプラの問題が挙げられる中で樹脂サッシのリサイクル率に課題があることはあまり取り上げられていないように感じております。 樹脂サッシ廃棄時の埋立割合を下げ、出来るだけリサイクルできるようにするには何から始めればいいと思いますか?
製造時の環境負荷的にも、木製>>樹脂>>>アルミだと思いますし、リサイクルの問題もまた然りですね。
全国における廃棄樹脂サッシの量は極めて少なく、リサイクルの仕組みを作るよりも燃やしたり埋めたりする方が経済的にも合理的でしたが樹脂サッシは鉱物資源の塊であり、100%リサイクルが可能な製品になります。今後増え続けるであろう樹脂サッシのリサイクル率を上げる取り組みは既に進んでおり、リサイクル樹脂の使用率を高めた商品などが今後順次発売されていきます。
リサイクル問題に対しては、まず製品の寿命をあげてやるというのが大事でして、樹脂部分が紫外線にさらされ続ける半外付け納まりではなく、内付け+付加断熱で使うなどの工夫をすることで、そもそもリサイクルに出されるスパンを長くすることが大事かなと思います。
木製サッシを使うという手法ももちろん良い事だと思います。
高性能住宅でやかんでお茶を沸かすのは控えた方がいいでしょうか?

やかんでお湯を沸かすのは、冬は推奨です。
夏はやってダメなことはないですが、家の潜熱負荷が高まりますので、やらずに済むのであればやらないほうが快適です。家にダメージがあるということはありませんのでその点は大丈夫です。

我が家は、LDKが間仕切りなしの一体型なのですが冷蔵庫の音がうるさくリビングにいることが苦痛に感じています。 原因を調べたところ冷蔵庫本体の破損ではなくモーターの駆動音が部屋全体に響いているようです。何か対策はありませんか?
高音域程、よく反射しますので悩ましいですね。
冷蔵庫本体から音が出ているのであれば、まず冷蔵庫のメーカーさんに診てもらう方が良いかと思います。家全体の音の反響が大きそうとのことですが、まずは、反響音対策としては、仕上げ素材を柔らかい物に変えるというのが、手っ取り早いと思います。カーテンを柔らかい素材のものにする。ソファーのカバーをモコモコの素材の物でかぶせてみる。カーペットやラグを敷いてみる。などで少しずつ反響音は減っていきます。
以前、耳にハンデのあるお子さんをお持ちの家を建てさせていただいた際は、反響のなるべく無い家にというオーダーをいただき、残響時間0.5秒以下という設計をしたことがあります。部屋の容積を小さくして、吸音率の大きな仕上げ材を使う事で残響時間を小さくすることが出来ます。住んだ後に仕切りを増やすのは現実的ではありませんのでやはり、ふわふわしたものに囲まれた生活というのが良いのではないでしょうか。
家の引き渡しの際、大工さんへの謝礼やお世話になった工務店さんへのお中元やお歳暮は送るべきでしょうか?
施主様からお中元やお歳暮を貰うことはもう殆どありません。
完成時は金額や品物云々ではなく、お子さんが描いた家や大工さんの絵とかそういうものも非常に嬉しいです。
中古住宅を検討しておりますが、ほぼ全てにバルコニーがついています。個人的に使う用途が思い浮かばず、メンテナンスも面倒なので不要です。凰建設さんでもバルコニーの要望は多くありますか?
最近はほとんどありません。
ただ、高性能住宅だから要らないのであって、家の中で室内干しができない性能の家であれば、バルコニーは使うことになるかと思います。
中古住宅であれば、バルコニーのある家が多いのは仕方がないかと思います。
実家の扱いに困っています。 将来は空き家になることが確実ですが、田舎のボロ家で処分しようにも何から手をつけていいか迷っています。 森さんの周りでも実家問題は発生していますか?
実家問題だらけです。
空き家になったらすぐに売り出して、そのまま買い手がつけば良し、つかなければ更地にして売り出しが良いかと存じます。
庭木が道路や隣に伸びてしまってトラブルになるなど、問題の例を挙げたらきりがありません。解体費用分くらいはご両親に残してもらうようお願いしておいた方が良いです。
建築士の将来展望についてお尋ねします。 人口減少のため今後は闇雲に家やマンション、公共建築を増やす時代ではなくなり、高性能化、意匠性などが建築士に求められる時代になると予想しています。 今の小学生が建築士を目指すことについてどのようにお考えですか? また、アドバイスはありますか?
まず第一に建築が好きだという事が挙げられると思います。
好きで好きで仕方ないなら、勝手に意匠や構造、設備の勉強もやり始めます。住宅の建築士は、全職業中、最もエンドユーザーと深く触れ合うことが出来る仕事です。人が好きで家が好きな子に建築士を志してほしいなと思っています。
全国に名だたる住宅設計者さんたちが居られますが、やはり皆さん共通するのは、住宅が好きだという事です。建築愛の深さが知識や技術の差であり、そのまま差別化につながっています。
努力することが苦労だと思ってしまうレベルの建築愛では食べていくのは難しいと思います。
ブラックな労働環境は強制されてはいけないかと思いますが、好きな人は勝手に時間を忘れて没頭します。そうして知識と腕を磨いてきた人と、仕事は仕事と割り切って向かい合っている人、ご自身であればどちらの人に設計を依頼したいと思うでしょうか。
一生に一度そして一生で最も大きな金額を託す相手に選ばれるって、そういう事ではないでしょうか。
現在、土地を探してるところです。 2箇所候補があるのですが、どちらの土地も50mのところに電話会社の鉄塔があります。 ネットで電磁波で健康被害が出ると記事がありましたが、森さんはどのようにお考えですか? また、電磁波を防ぐ方法はありますか?
GHz帯の電波の場合、電波防護指針の基準値は61.4V/mという電界強度以下が求められます。デジタル携帯電話基地局のアンテナ基地局から発せられる対象とする空間における電界強度は50m地点であれば0.5V/m前後であることが多いと言われています。
それでも気になるようであれば、電磁波をはじく目的で、基地局アンテナ方向の屋根や壁面にアルミを蒸着させた遮熱シートなどを施工すると良いかと思います。窓はブルーやブロンズのLow-Eガラスにした方が良いかと思います。
ちなみに、一般的なノートパソコンから発せられるゼロ距離の電界強度は1500V/m前後になります。
電磁波が気になるようであれば、家の外からやってくる電磁波よりも、家の中で発生する電磁波の対策が優先かと思います。
以前、ZehnderComfohomeの質問が取り上げられた際、個人的にスイス製の物が好きと書かれていたと思いますが、どのようなところがお好きなのでしょうか? また、Zehnder以外はどんな製品があるのでしょうか?
建材がどうこうというよりも、国としてのあり方が好きです。
他国への依存度を極力下げ、自主独立であろうとする姿勢は、個人としても組織運営のあり方としても共感できるところです。
好きではあるのですが、実はスイス製の換気製品はまだ使ったことがありません。belimoさんなどの制御パーツカタログを見たりしてふむふむと勉強している程度になります。

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