日本と世界の住宅

世界の住宅事情(ドイツ)

先日、ドイツと日本で活躍しておられるジャーナリスト、村上敦氏のお話を聞きに行ってきました。

氏は私の学生時代の大先輩でもあり、日本に帰ってこられる度に、機会があればお話を聞きに行っております。

日本はドイツが10年前に始めた政策を模して、省エネ、再エネ、CO2削減に取り組んでおります。

なので、ドイツの現状は日本の10年後だと思って、注目しております。

今回、新しい気づきだった部分を備忘録として書き留めておきたいと思います。

ドイツのPEF(電力-1次エネルギー係数)は1.8

                                                             (東京ガスHP出典)

電気を使った際の、1次エネルギーの使用量がどのくらいになるのかというものですが、なんと1,8だそうです。

電気は送電の際、大きなロスを生みますが、再生エネルギーを発電した場所でなるべく使う仕組みが整い、1.8という数字まで低下したそうです。

ちなみに、日本は東日本大震災前で2.7と言われておりました。現在は3.5とも、3.7ともいわれており、

ドイツの約2倍、効率が悪いということになります。

世界のトップ企業30社のうち、半分はエネルギー関連企業

COP21で、アメリカと中国が、環境に関する取り決めに初めて合意し、これから世界のエコは進んでいくと

予想されておりますが、それは、エネルギー関連事業が莫大な利益を生み出すことが分かったからだという意見もあります。

日本は毎年30兆円のエネルギーを輸入しておりますが、もし、このエネルギーを国内で生み出すことが可能になれば、

30兆円分の市場が開拓できます。

そんなうまい話が、、、ということを真剣に取り組み、同じくらいのGDPでも日本よりはるかに豊かな暮らしを実現しているのが

ドイツという国です。

国民一人当たりが建築に使うお金

日本の家はよく「外国の家に比べて高い」と言われますが、

ドイツと日本で、使うお金の量を比べると、

ドイツ  43万円/人・年

日本  23万円/人・年

(村上敦氏調べ)

と、ドイツの方が多いようです。

耐久性や性能が比べ物にならないほど違いますので単純な比較はできませんが、

住宅に関しては日本が安物買いの銭失いを繰り返していることが伺えます。

18℃以下の賃貸は存在しない

                                          (経済産業省資源エネルギー庁HP出典)

冬場に室温が18℃以下になる建物は作ってはいけないそうです。

日本の家の99%はドイツ国内では建築基準法違反で建てられないことになります。

ざっと書きましたが、それ以外にも驚くところが盛りだくさんでした。

2020年に、日本は新築の標準をゼロエネルギーハウスに持っていくよう頑張っておりますが、

その1年後、2021年にはドイツではゼロエネルギーハウスが「義務化」です。

今のうちから意識を変えていかないと、大変なことになってしまいます。

 

さて、今回はドイツのお話しでしたが、

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森 亨介(こうすけ)

国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。 生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。 凰建設株式会社専務取締役 一般社団法人ミライの住宅代表理事 一般社団法人パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー

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