MAGAZINE 【日刊】本来、歴史は負債ではなく資産です
凰建設の森です。
今日は先にお知らせひとつ、
最後にお知らせが一つあります。
先のお知らせですが、以前案内を
致しました、5/11の完成内覧会ですが、
工程の関係上、1週間ずらして5/19に
変更させていただきたいと思います。
ご予約いただいておりました方には
個別にご案内させていただきましたが、
予約を検討いただいておりました皆様
大変ご迷惑をおかけいたしますが、
再度日程の確認をお願いできたらと
思います。
場所は岐阜市雄総になります。
予約はこちらの予約フォームから
お申し込みくださいませ。
↓ ↓
%url3%{https://ohtori1.com/p/r/EjO8p6YV}
予約確定時に地図をお送りいたします。
さて
このメルマガを読んでいただいている
あなたは、現在新築を考えてます。
ですよね?
もしくは既に新築を終えた方です。
新築を建てるという事は、
新しい建物に住みたい
新しい建物に価値があると
考えているとも言い換えられます。
その考え方自体は
否定されるものではありませんし、
新築でしかできない事も
確かに沢山あります。
日本においては特に
戦後に建てられた住宅は
どうしようもなく粗悪なものが多く
残す価値のない建物も多いです。
そういう事情も相まって、
日本は新築信仰が強いです。
しかし、本来建物に対する価値は
全然別のところにあり、
ヨーロッパに行くと、古い建物の方が
価値があるとみなされます。
日本人はヨーロッパ旅行に行くと
新築の新しいホテルでバイキングを
食べるのを喜びますが、
現地の人に断然人気なのは、
古城を改修したホテルや
昔に建てられた趣のある宿泊施設です。
そして地元の物を食べる。
建物が刻んできた歴史に
感銘を受けるのです。
その土地で生まれた文化に
触れたいのです。
これから住宅を建てるのであれば
古さに耐えられるものにしましょう。
ここで言う古さとは、数十年ではなく
数百年の単位での古さです。
当初の原型は留めておらずとも、
色んな人が手を入れて、
その建物が受け継がれていくように。
世代ごとのオーナーが、より
素晴らしい建物になるように、
ある世代の人は断熱改修を。
ある世代の人は構造の改修を。
ある世代の人は内装の改修を。
ヨーロッパの古い建物はそうして
新築時よりもより強固に、快適に
そして美しく受け継がれます。
そんな連綿と続く家の歴史の
最初のオーナーが、あなたです。
歴史の1ページ目のあなたが果たす
役割の大切なものは、
後でお金がかかるような仕様にしない。
これに尽きると思います。
今の日本の家みたいに、
「改修するより建て直す方がいい」
という判断がなされてしまうような
建物にしてはいけないんですね。
建て直しの方がいいという風習が
一般的になってしまいますと、
本来残すべき価値のある建物が
どんどん壊されていきます。
そもそも建て直しの方がいいという
価値観を一生懸命普及させたのは
戦後に生まれた建築会社さんであり、
ものすごく新しくて商業的で
消費ファーストな考え方です。
文化的、地球環境的な見地からは
最低な価値観になります。
戦前ドイツからやってきた
ブルーノ・タウトという建築家は
日本の街並みや建物を見て
全世界に向けて「素晴らしい」と
紹介しました。
桂離宮や白川郷は彼が紹介して
世界にその価値を認められ、
今でも外国人の人気観光スポットに
なっております。
今の日本の街並みを見たら
タウトさんもひっくり返るのでは、、
戦前の日本の建物と
戦後の日本の建物は随分と違うわけで
戦前からある建物をおいそれと
解体することは、ちょっと
やめた方がいいのではないかと、
こんなニュースを見ながら
感じてしまったわけです。
↓ ↓
%url1%{https://youtu.be/zLtTROeYRRo}
※TBSのニュース動画です。
歴史や時間はお金では買えません。
それを価値に変えられる建物か
負債になってしまう建物か。
家を建てる今が、分岐点ですね。
さて、最後にお知らせです。
明日と明後日はメルマガはお休みです。
姫路から建築会社さんが
視察兼打ち合わせのために来社。
一日みっちり一緒の予定です。
明後日はこれまた一日
年に一度のトレッキングツアー。
電波の届かない山に籠ります。
どうぞよろしくお願いします。