MAGAZINE 秋は有利、春は不利
凰建設の森です。
梅雨になると、毎年
湿気との付き合い方を延々と
受け答える日が続きます。
築年数の浅い方を中心に、
エアコンの設定方法や
換気の設定方法について
結構な量の質問が届きます。
順番にお答えしてまいりますので
お待ちくださいませ。
で、一つ確認をしておきます。
質問にお答えする優先順位ですが、
①弊社のお客様
②それ以外の住まい手の方
③プロの作り手の方
このようにさせて頂いております。
なので、作り手の方の質問が、
答えられずに梅雨が明けそう、、
なんてこともあり得ます。
共通することはメルマガに書きます。
補足だと思って参考に
してくださいませ。
高性能な住宅に住めば、冬も夏も
快適な温度で住める。
だいたいそれで合っていると
思います。
しかし、人間の快適を数値で
表すためには、温度だけでは
十分ではありません。
環境要素として
温度・湿度・気流・放射温度
の4つ。
人体要素として
着衣量・作業量
の2つ。
↓ ↓
http://150.60.65.111/wp-content/uploads/2015/03/20121102-control-.jpg
そのバランスが取れて初めて
人間の快適が決められます。
真冬の屋外でランニングシャツ姿でも、
マラソンをしている最中なら
寒さはそれほど感じませんよね。
なので、温度のコントロール以外にも
色々気を付けることはあるのです。
温度の次は湿度になります。
ところが、湿度のコントロールは
温度のコントロールよりも
はるかに難しい。
なぜかというと、温度は温度単体で
コントロールですが、
湿度は、温度によって数値が
変わります。
そして、空気中に加湿する方法は
沢山方法がありますが、
除湿をする方法は、結露させた水を
捨てる以外にほぼありません。
極端なお話をすると、冷蔵庫で
冷やしたビール瓶をリビングに出し、
結露した水を布巾でふき取り
外に持って行って布巾を絞る。
そんなことの繰り返しが除湿です。
そんな難しい除湿の中でも、
最も難しいのが春にお引渡しを
させて頂いた家の初梅雨です。
コンクリートからはバンバン
湿気が放出されます。
家の中を締め切っておくだけで
家の湿度がどんどん上昇します。
梅雨時なのにも関わらず、
窓開け換気の方が適切に
排湿出来るなんて状況も
しばしば起こります。
家の中で発生する湿気の
レベルにもよりますが、
春から初夏にかけて引き渡しを
受けた家については、
最初の年だけだと思い、
全力で除湿をした方がいいかも。
なるべく下にあるエアコンを暖房。
なるべく上にあるエアコンを冷房。
湿気の事に関して言えば、
春から初夏は不利。秋から冬は有利。
頭の片隅で大丈夫ですので、
覚えておいてもらえると、
役に立つかもしれません。