MAGAZINE 車庫は何台?
凰建設の森です。
昨日、今日とで、東京横浜を
中心に、沢山の会社さんに
訪問し、勉強させていただきました。
どの会社さんも、いい家を
作る事は勿論ですが、それ以上に
自分たちの地域や国の未来を
考えて活動をされておられ、
大変感銘を受けました。
都会の建築会社さんと地域について
話をするときに、いつも感じる事が。
それは、まちの将来に対する
スタンスの違いです。
都会、特に東京の人達にとって、
自分たちの町は、これからも発展
し続けるものであり、再開発や
古い物のリノベーションによって
どんどん町の魅力を高め、
自分たちは勿論、訪れる人も
わくわく出来る場所にしていくもの。
非常に前向きでプラス発想です。
対して、私たち田舎の建築会社は
基本的に無との闘いです。
放っておくと、遠くない将来、
自分たちの地域は人が住めなくなる。
過疎、空き家、自治体破綻、
そんな世界の終わりを食い止める為の
まちづくりです。
楽しくありたいと思いつつも、
どうしてもそこの危機感という物は
根底にあります。
戦後の日本の人口は、
田舎で沢山生まれた子供たちが
大きくなって上京し、一人っ子
もしくは未婚のまま種を残さず
この世を去っていくという、
東京蟻地獄構造でした。
田舎の人口生産力が衰えてくると
東京の消費力を支えきれなくなり
日本全体で人が減っています。
東京の求心力は依然強いままで、
東京に住んでいる限りは、
人は減ることなく、まちが永遠に
発展していくものと錯覚して
しまうんですね。
都会に住んでいる人の危機感の
無さに軽い苛立ちと嫉妬と、
色んな感情を抱きつつ、
意見交換をしてきました。
さて、田舎と都会でもう一つ
ギャップが出るのが、車の考え方。
都会では車の需要はどんどん
少なくなります。
公共交通機関網が発達してるから。
しかも、カーシェアやUberなど
新しい形態の移動手段も登場し、
今まで駐車場にしていた部分を
庭に作り変えてしまう。
最初から駐車場を設計しない。
そんな計画もザラにあります。
では、田舎の家づくりはどうか。
多分、駐車場の計画はマスト。
しかしですね。何台計画するかは
ちょっと考える必要があるかも。
土地が十分に広ければ、何台でも
計画すればいいと思います。
しかし、そこまで広くない敷地に
家を計画する場合、駐車場が
家の大きさや形に結構影響します。
夫婦二人に子供が二人、将来
4台車が要るから、駐車場も4台。
そんな風に言われる方もいらっしゃいます。
折角作れたはずの庭をつぶして
駐車場を作ってみたり。
個人の自由なので禁止は出来ませんが、
これってちょっともったいない。
いつも言いますが、家はかなり
寿命の長い商品です。その寿命の間に
駐車場が必要な期間がどのくらいあるのか
10年後20年後の社会はどうなるのか
ちょっとそんなことを考えても
良いのではと思います。
基本的に、田舎ですと、土地は
余る一方です。
今は空き家が増えて困ってますが、
そのうち空き家も更地になります。
更地になると、駐車場で
借りる事が出来るようになります。
子供たちが駐車場を使いたい期間は
長くても10年くらい。
駐車場を整備する金額と、
近所で駐車場を借りる金額を
天秤にかけると、まあまあ
一緒になることも多いです。
だから、駐車場の台数は、
1台か2台くらいにしておいて、
きれいな庭を造った方が
豊かに人生を送れることも。
どっちの家がいいと思います?
↓ ↓
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私は、、上の方が好きかな。