MAGAZINE エコワンってどうなの?
凰建設の森です。
本日はたくみアカデミーでの先生。
来週はもう夏休みに入りますので、
次回は8月の終わりが授業日です。
学生さんはいいですね。
長い夏休みがあって。
学生さんもいいですが、
海外在住の方もうらやましいです。
6月以降はバカンスの季節。
輸入製品の問い合わせリアクションが
とんでもなく遅れたり、
納期がうんと延びたりすることも。
社会人になっても毎年
学生さんの時みたいな夏休みが。
それでいて生活水準が変わらない
なんて、なんだかずるいです。
ちなみにドイツと日本の家計を
比べてみるとこんな感じです。
↓ ↓
%url1%{http://www.ohtori.net/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E5%AE%B6%E8%A8%88.jpg}
意外と同じくらいなんですね。
ただ、大きく違うのは、家の快適さ。
ドイツは戸建てよりも賃貸が
多いのですが、殆どの家が
家賃に水道光熱費が含まれます。
という事は、冷暖房はつけっぱなし
使いたい放題なわけです。
※ドイツに冷房はほぼありません
厳しいヨーロッパの寒さの中、
暖房を付けっぱなしで快適なのに
面積当たりの住居費は日本と同じ。
家の広さはドイツよりも日本の方が
少し狭いので、同じ面積当たりで
住居費を算出してみました。
更にですね、日本において
一戸建てを建築したのであれば、
払っていくローンは消耗品。
だけど、ドイツの場合は資産です。
自分が使い終わった家は、
建てたときと同じ金額で売れる。
最近はバブルなので、建築時よりも
数十年住んだ家の方が高く売れたり。
やっぱりずるいですよね。
後は、教育費でしょうか。
大学などが無料なので日本の1/6
家計の生涯合計が2億円だとして、
日本は1200万円が教育費ですが、
ドイツは200万円です。
彼らはその差額1000万円をつかって
バカンスに繰り出しているのです。
ずるい。ずるすぎる。
そう思いません?
人口規模も経済規模も
日本とドイツはよく似てます。
歴史的背景もよく似ています。
しかし、なぜこんなに差がついたか。
消えてなくなるものに
消費をし続けた国と、資産として
残るものに投資し続けた国の
違いではないでしょうか。
特に家は大きいです。
アリとキリギリスではないですが、
もし、これから家を建てるならば、
50年後にきちんと資産として
残る家を建てなければ、
あなたの終活は悲惨なものに。
家づくり情報誌の発信する
流行り廃りも大事かもしれません。
でも、もっと大事なのが、一生涯
建てる家とどう付き合っていくのか。
ビジュアル重視だけどお金のかかる
じゃじゃ馬娘の家もいいですが、
地味だけど将来自分を助けてくれる
慎ましやかな娘の家が私は好き。
前段の話が大変長くなりました。
今日は学校で給湯器の話を
しておりました。
ガスならエコジョーズ
電気ならエコキュート
恐らく新築市場はその二つで
殆どが占められてます。
お値段もお手頃だし、
省エネ効果もまあまあです。
そこへ最近「エコワン」という
給湯機が名乗りを上げてきました。
エコジョーズとエコキュートを
両方使うという意欲的なものです。
経済的に言うと、エコキュートは
エコジョーズの半分くらいの
ランニングコストです。
ただでさえ半分くらいの光熱費。
しかしエコキュートは更に
改善できる余地があるんです。
エコキュートは追加給湯が弱点。
だから、絶対に湯量を足らせるため
毎日結構な余裕を見て湯を作ります
余った分は当然冷めていくだけ。
冬などは特に早く冷めていきます。
でも仕方ない。足りなくなったら
その日は閉店ガラガラですから。
でももし、エコキュートに
強力な追加給湯の機能が加われば
毎日足りるか足りないかギリギリの
量を狙って湯を沸かせます。
捨て湯が無くなって更にお得。
万が一の湯切れの際も、
エコジョーズがバックアップ。
今まで対立しあってきた2つの
給湯機がタッグを組むと、
最高の省エネ商品が出来上がる!!
それがエコワンという商品です。
↓ ↓
%url2%{https://rinnai.jp/ecoone/plug-in/}
なるほど、じゃあ、それにしよう!
いえいえ、ちょっと待ってください。
エコワンは省エネ的には
かなり理想に近いものではあります。
しかし、全部の家庭がエコワンで
OKかというと、そうではない。
どんな給湯器にも、得意な使い方
不得意な使い方があります。
あなたの生活パターンがエコワンの
得意分野に入るかどうか。
それは家の設計士さんに相談です。
以前、エネファームを導入した
住まい手さんが、施工店を訴える
という事件がありました。
理由は、全くエコではなかったから。
これは、エネファームがエコじゃない
訳ではなく、その人の生活と
エネファームの得意パターンが
全く違っていたからです。
エコワンはエコキュートと
エコジョーズを足したくらいの
金額が掛かります。
それをこの先15年くらいで
元が取れるかどうか。
そこは十分に検討してから
選ばないと、いけません。
家族構成、職業内容、今後の見通し
趣味、生活パターン、その他諸々の
要素を加味して、最適な給湯器を
提案してくれる設計士さんを
探して、相談してください。