MAGAZINE デザインと雨漏りはいたちごっこ
凰建設の森です。
花火大会の季節ですね。
岐阜では毎年長良川を舞台に
大きな花火大会が2つ開催されます。
7/27と8/3です。
それぞれ地元の新聞社がお互いの
威信をかけて花火を打ち上げるので
なかなか見ものです。
行ってみたい花火大会
全国ランキングでも毎年上位。
↓ ↓
%url1%{https://hanabi.walkerplus.com/mitai/}
なぜ、この話かというと、
この花火大会に合わせてお店の改修を
終わらせてほしいという工事が
なんとかなりそうでホッとしてるから。
打ち上げ場所から直線距離で300m程
豆腐料理店さんの屋上がこの日は
毎年組数限定の観覧場所に。
一度行ったのですが、
隠れ家中の隠れ家で、
特等席中の特等席なんです。
HPもなく、一日一組限定。
紹介の人じゃないと知りようがない
超々レアなお店です。
もし興味がある人は、
紹介しますので仰ってください。
工事が間に合いそうで良かった、、
さて、雨が続きますが、
今日は雨漏りのお話です。
家が建ったのに雨漏り。
嫌ですよね。
その雨漏り。以前よりも増えてると
思いますか?減ってると思います?
実は雨漏りの事例というのは、
新築住宅全体の不具合のうち
↓ ↓
%url2%{http://www.ohtori.net/blog/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202019-07-20%2016.07.38.png}
こんな感じ。多いと思います?
少ないと思います?
色んな新築の不具合がある中で
決して無視できない割合です。
昔からずっと雨漏りの問題はある。
なぜに解決できないのか。
答えは一つです。
先進デザインと漏水防止技術の
いたちごっこだからです。
新しい防水技術が出来ると、
デザイン専攻の設計士さんから
「こんなデザインもやれんじゃね?」
という案が発表されます。
やっぱり雨漏りするので、また
防水材メーカーは新たな商品と
防水の工法を開発します。
今度は完璧と思ったら、また
突拍子もない設計が行われる。
その繰り返しだから、いつまでも
雨漏りは無くならないのです。
例えば超有名なこちらの建築
↓ ↓
%url3%{http://www.asyura2.com/0505/ishihara9/msg/368.html}
こんな感じです。
丹下健三なんていったら日本が誇る
世界的建築家ですが、雨は漏る。
1600億で作った建物が15年で
1000億のメンテ予算って、、
住宅に例えるなら
1600万円の家がリフォーム費
1000万円かかるみたいなもんです。
あり得ないと思われると思います。
じゃあ雨漏りが無かったとしたら
メンテ費はいかほどか。
実は大して変わらず、
1000万円が880万円になる程度。
建物用途の違いは有れど、家も
メンテナンスコストって大体
同じくらいの割合で掛かります。
だから最初にお金がかからない
設計をしておかないと大変なんです。
で、この建物の話はさておき、
あれから30年経って、今は
雨漏りしない建物が出来ているか。
全然そんなことはありません。
私が住む岐阜市でも、
今をときめく大建築家の建てたこちら
↓ ↓
%url4%{https://www.dailyshincho.jp/article/2017/12090559/?all=1}
いたちごっこは今でも継続中。
住宅業界でも最初の資料の通りです。
声を大にして言いたい。
デザイン偏重の設計士の家は
雨漏りします。
デザインにこだわればこだわるほど
雨漏りリスクは高くなります。
かっこ悪い家の方がいいという
訳ではありません。
デザインへのこだわりがある
一定ラインを越えてしまうと、
防水に良い納まり<かっこいい家
という判断軸になってしまいます。
そうなると、非常に危ない納まりが
平然と図面に表記されます。
で、雨漏りが起こるべくして
起こるわけですが、その後も問題。
雨漏りの原因の殆どは無理な図面。
だけど日本の法律上、雨漏りの
責任を取るのは施工業者が多い。
設計者に火の粉が降りかかることは
あんまりありません。
だから、大建築家さんも、
雨は漏って当然、その後に
どんな知見を得るかが大事。
みたいなことを平気で
言えてしまうわけです。
↓ ↓
%url5%{http://amenomichi.com/int03_ito.html}
デザインを売りにしている
設計士さんの存在価値は
やっぱり他で出来ないデザイン。
差別化を図るために最新の防水工法で
今までできなかった雨押えの
納まりをせねば仕事がありません。
そこは理解致しますが、、、
その負担を住まい手にしては
いけないと思うんですよね。
十分にお気を付けくださいませ。