MAGAZINE 設計者の勉強も様々です。
凰建設の森です。
今日は岐阜県庁に行ってきました。
県の職員さんと打ち合わせ。
県のエネルギー政策、住宅政策
そんな事についてお話です。
色々お話を伺ったり提案したり。
岐阜県の省エネがちょっとでも進むと
良いなと思います。
昨日、パッシブ換気について
お話をさせて頂きました。
設計者が目いっぱい勉強すれば、
設備も使わずすごく省エネな家が
出来上がるという物です。
住宅の設計をする人は
学び続ける事がとても大事。
それは間違いありません。
だけど、設計者の勉強の方法。
色々ありますので気を付けて。
デザイン、耐久、耐震、省エネ
そんな分野がメインかと。
これ、同列に思われがちですが、
実はそうではありません。
優先順位としては、
①耐震性
②耐久性
③省エネ性
④デザイン性
です。
耐久性の部分は生涯コストと
読み替えて頂いても構いません。
そもそも住宅というのは
外敵から身を守るシェルターです。
いくらデザインが良くても、
命の危険を感じたり、健康を
害したりするものは住宅の
目的を達することは出来ません
住宅は、一人の設計士が
構造も断熱も間取りも、
全部設計することが多いです。
だから、学ぶ内容というのは大事。
設計の勉強をしていて楽しいのは
圧倒的にデザインの勉強です。
デザインの勉強というのは大抵
フィールドワークを伴います。
つまり、見に行くという事です。
色んな所に行っていいデザインの
住宅を見て学ぶ。
写真集や図面集を買って読む。
そんなのもデザインの勉強に。
耐震、省エネというのは
基本的に机に座ってひたすら計算。
圧倒的につまらないものです。
表にするとこんな感じ
↓ ↓
%url1%{http://www.ohtori.net/%E5%8B%89%E5%BC%B7%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%82%B9.jpg}
環境工学の本は、中古で350円
だけどデザインの本はこんな感じ
↓ ↓
%url2%{https://www.amazon.co.jp/%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%BB%E3%81%A9%E4%BD%8F%E5%AE%85%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3-%E5%BB%BA%E7%AF%89%E7%9F%A5%E8%AD%98%E3%81%AE%E6%9C%AC/dp/476782396X}
カラー刷りなので高いんですね。
数を揃えると結構な値段差に。
勿論、満遍なくやらないとダメ。
だけど、ついつい人は
楽しい方に流れがちなんです。
だから、これから住宅の設計を
してもらう人には、どのくらい
勉強をしているのかを聞きましょう。
デザインや構造や省エネについて
最近どんな勉強をしたのか。
あんまり偏りなく、勉強する方が
バランスの良い住宅が出来ます。
だって、デザインも構造も断熱も
ってなると、必ず矛盾したところが
出てくるものです。
設計者の意識が何かに偏ると、
やっぱり建物全体のバランスが
崩れてしまいます。
私も、省エネや耐久性に
意識が偏りがちなので、、、
最初に設計した時には
耐震も断熱もばっちり。
だけど、図面の打ち合わせ中に
ちょっとした壁の移動などで、
耐震が危なくなったり
断熱が危なくなったり。
持ち帰ってよくよく計算すると、
耐震等級3を取れない!
みたいな事もよくある話。
計算をしたことがある人なら、
やっぱり間取りを変える際、
ちょっと危ないかもという
シグナルが頭の中に点灯します。
それが、勘とか経験という物です。
その為にはやっぱり、
満遍なく勉強していることが、
とても大事な訳ですね。
是非、設計士さんには
最近どんな勉強をしたのか、
聞いてあげてくださいませ。