凰建設の森です。

先日ちらっとお会いしたお客様。

「家はもっと大きい方がいいなぁ」
と言われておられました。

うん、確かに家は大きい方が、
余裕があっていいですよね。

否定するつもりは全くありません。

が、家が大きくなることのリスク、
ちゃんとわかって言ってる人って
実はあんまり多くないです。

大きい家の方が建築費用が高くなる。
その程度の認識であれば、
それは大変危険です。

家の大きさが30坪から35坪に増えて
同じ暖房費にするためにはQ値を
0.85倍にしなければなりません。

30坪のQ値が2だったとすると
35坪のQ値は1.7になります。
それだけ性能を上げて同じ暖房費。
40坪ならQ値は1.5。
50坪ならQ値は1.2。

性能を上げることなく坪数を増やすと
・お金がかかるのを我慢
・温度を上げるのを我慢
・寒い部屋があるのを我慢
のいずれかの我慢が発生します。

だから、最初に掛かるお金だけじゃなく
後からかかるお金も随分違う。
↓     ↓
%url1%{http://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2019/11/ce57b2ab1901517369d9bc7c2a9e9c23.jpg}

こういうことになります。

一生涯に家に使うお金を
最小化するためには、家の大きさを
小さくするというのは一番の
近道になります。

60坪でQ値1.0の家と
30坪でQ値2.0の家。

暖房費は同じですが、
建築費は2倍以上、
メンテコストも2倍
生涯コストで2倍弱です。

大きな家を作ってはいけない。
と言うつもりはありません。

ただ、家を大きくするのであれば
生涯コストでどのくらい差が付くのか
しっかりと検討してから
建てないと、後で「こんなに掛かるの?」
と思う事になります。

外壁の塗り替えが100万円~
みたいな相場で出てますが、
30坪まで位の話です。

60坪の建物だと200万円以上とか
普通に掛かってきます。

自分に合ったミニマムサイズの
家を選んでくださいませ。