MAGAZINE 納戸申請という軽い闇?
凰建設の森です。
11月も終わりに近づき、そろそろ
暖房のスイッチを入れる時期に。
この時期になりますとOBさんより
順次暖房運転開始の報告が
届きます。
そんなに無理しなくてもいいですが、
だいたい12月に入るくらいまでは
暖房を付けないという人も多い。
パッシブな家の10月以降は、
太陽角度の鈍化と気温の低下が
大体いい感じでバランスする為、
無冷房無暖房の時期が長いです。
最近春や秋がめっきり短くなった
イメージがあるかと思いますが、
高性能な家は春も秋も長いです。
特に秋が長いと感じます。
さて、本日は納戸申請。
納戸申請って聞いた事あります?
家を建てる際、健康で快適な
暮らしの為には、日当たりが必要。
だから、人が継続的に使う、
リビングや寝室、子供室には、
規定以上の明るさが無いとダメ。
そういう決まりが建築基準法に
あるのですね。
具体的には窓の大きさです。
窓はこれ以上の大きさが無いと
部屋としては認められませんよ。
という計算式が書いてある。
この法律、面白いのがですね。
敷地の境界のすぐ向こう側には
無限に高い壁が既に立っている
と考えて採光の計算をします。
こんなイメージですね
↓ ↓
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なので、敷地いっぱいに建っている
建物だと、窓を設置しても
そんなに沢山光は来ない。
敷地からのある程度の離れがあって
初めて採光上有効な窓になる。
そういうルールになっています。
しかし、現実には田舎ですと
敷地の向こうは延々と続く
田んぼだったりします。
むしろその田んぼも我が家の
持ち物なので、出来るだけ
田んぼに近づけて家を建てたい。
そんな計画はざらにあります。
そんな時、無理をして建物を
離してみたり、窓を大きく
してみたりするのも手ですが、
「納戸申請」でかわすのも
ありなんですね。
寝室や子供室だから、光が要る。
しかし、収納部屋だったら
光はむしろ邪魔者です。
収納しているものが焼けるし。
という事で、採光の基準に
満たなさそうな部屋は、
ここは収納部屋です。
という事にして、申請をする。
それを納戸申請と呼びます。
最近の家は寝室と言えど
窓はなるべく小さく、少なく
というのが主流です。
そうなると、採光の対策が
必要になってくる。
納戸申請物件が降ると。
これが、納戸申請のやり方。
建築基準法のスキを突いたやり方です。
都市部で敷地に余裕が無かったりすると、
普通に使われます。
言葉だけは覚えていてくださいませ。