MAGAZINE 省エネ設備メーカーは自己矛盾との戦い
凰建設の森です。
本日は住宅設備の打ち合わせに。
で、その帰りに写した一枚。
↓ ↓
%url1%{http://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2019/11/IMG_2922.jpg}
設備メーカーがこういう看板を
掲げるのは、まあ理解できます。
だけど、彼らは大きな自己矛盾と
常に戦い続けています。
家庭でも業務用でも、冷暖房は
供給する熱量/必要な熱量<1
を目指すのが基本ルール。
供給する熱量を如何に効率よく
するかという意味で、省エネの達人
という看板を掲げているのでしょうが
それよりもはるかに効果が高いのが
必要な熱量を下げる事になります。
要するに建物を断熱するという事。
そこに目をつむって、供給側の
効率向上だけを訴えていくのは
根本的な解決になりません。
犬を飼うことを想像してください。
1日に5kgの餌が必要な大型犬だと
ハイカロリータイプの餌にしても
それが1kgまで減るという事は
ありません。
餌代を節約したかったら、そもそも
1日に0.5kgで十分な小型犬にした方が
いいですよねという事です。
今年、日経BP社の記者さんが
高断熱住宅の全館空調について
国内の主要エアコンメーカーに
取材を申し込んだところ、
全部に断られたという話がありました。
↓ ↓
%url2%{http://www.ohtori.net/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202019-08-20%2011.38.26.png}
エアコンメーカーからしたら、
エアコンの売れる台数が減るような
報道の取材には協力できない
という事なんですね。
全部諦めて素直になってしまった方が
色々と楽でいいと思うのですが。
自己矛盾を抱えたまま省エネ!と
頑張ろうとするから疲れるんです。
電気や水や空気やガスが通るのが設備。
設備メーカーは全て、その
自己矛盾との戦いですね。