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夏、浴室の換気扇は止めたほうがいい?

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日は広島の空調設計講座。
全10回のうち早くも7回目。

早いものですね。

本題の前にお知らせです。
11/3に完成内覧会を開催。
夜の照明の具合も見て
いただけるように、
19時までの受付です。
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本日は質問箱から
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お風呂の換気扇、
止めてもいいんじゃない?

というのをどう家族に
伝えるかという事ですね。

浴室は湿気の塊。

冬は加湿を助けて
くれたりしますが、
夏は要らないものになります。

条件にもよりますが、
水を張った浴槽からは
1時間あたりに200~300mL
程度の水が空気中に。

その他にも浴室内の
壁や床にある水が乾くので
浴室からは多くの水が
発生することになります。

これを換気で処理する場合
外気が20g/m3、室内が12g/m3
で、浴室換気扇が80m3/hの
風量だったとしますと、
入ってくる空気は
80m3/h×(20-12)g/m3
=640g/h=640mL/h

湿度交換率が40%の
熱交換換気だった場合は
640mL/hの40%offで
384mL/hの湿気流入。

第1種熱交換換気が
付いている家において、
個別の換気扇が浴室に
付いている場合、
外気の湿度が高い時期に
換気を回しても、
浴室の水分を逃がすのと
同量程度の水分が
増加した換気量によって
外気から供給される。

という事も十分にあり得る。

浴槽の水を流した後、
残った水分をワイパー等で
綺麗に落とし、その後
サーキュレーターで
室内の乾いた空気を
お風呂に入れてあげても
カビは同じように防げます。

外気の絶対湿度が低い
今の時期であれば、
浴室の換気扇を回す方が
正解ですが、内外の
絶対湿度差が大きくなる
時期だと、それは
逆効果になることもある。

ただ、この計算は、
物凄くケースバイケース。

お風呂からの蒸発量も、
湿度交換率も、選ぶものに
よってバラバラなので。

一概に換気を回しちゃ
ダメという事ではない。

本当は、悩むくらいなら
浴室からの排気を
第一種熱交換に
入れてしまった方がいいのですが
日本で売られている製品の
多くが、浴室は別にしてね
って書いてあったりしますので
なかなか難しいですね。

ただ、もっと難しいのは、
数字の上では浴室の換気を
回さない方が正解であったとしても、
奥様のご機嫌を損ねずに、
奥様の常識ではNGな事を
試してもらう事かと思います。

その点だけは私も
アドバイスしきれませんので
試行錯誤で頑張ってみてください。

応援しております。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー