凰建設の森です。
本日、弊社の新年顔合わせ。
明日から通常業務になります。
お正月休みで呆けた頭を
仕事モードに直して行きます。
さて、本日の東海地方は雪。
被災地でも雪が降り、
避難生活は大変厳しいものに。
早い復旧を願わずにはいられません。
本日の話題は、家の設計の話。
設計とは間取りのことだけではない。
温熱面も耐震面でもデザイン面でも
全ての設計は繋がっています。
こちらが立てばあちらが立たずを
クリアして、バランスよく高いレベルで
設計を成り立たせる必要があります。
今日はその中でも温熱の話。
雪が降るような寒い日は、
その家の断熱性能が試されます。
どんなに高断熱な家であっても
その間取りや空調計画により、
家の中で温度差が発生する
可能性は残ります。
これは仕方ない。これを
ゼロにすることは可能ですが、
間取りや空調計画などを、
そこまでやるかという所まで
持っていくことになるので、
トータルで良い設計に
なるかどうかはちょっと疑問。
一番寒い時期や一番暑い時期に
起きる局所の不快感。
避けられないものなのであれば、
「先に言っておく」
というのが最適解になります。
引き渡しの時に、
この部屋はどうしても
暑さ(寒さ)を感じる
タイミングがあります。
それはこういう場合です。
って、事前に教えておいて
貰えば、覚悟もできるし、
自分なりの対策だってできる。
これをやるためには、
設計者自身が、その家の
温熱環境がどうなるのかという
シミュレーションを
やっている必要があります。
当然ですけども。
なんとなく高断熱。
なんとなく全館空調。
だけでは、どの部屋がどのように
寒くなるのか、暑くなるのかは
分かりません。
構造計算をやってれば、
部材のNGが出やすい場所から
この家の弱点はこの辺かな、、
ってなんとなくわかるのと同じ。
空調講座の中では、
予言をしておきましょ。
という言い方で、
受講していただける方には
伝えておりますが、
設計した家の中で、
どうしても暑くなる場所
寒くなる場所を先に
言っておくことは
つくり手住まい手、
どちらにとっても、
良いことになります。
その予言の精度を
高めていくことが、
温熱設計者としての、
技術向上になるかと思います。
逆に住まい手の立場だと、
図面が確定した際に、
この家で寒さを感じる場所、
暑さを感じる場所って、
どのあたりでしょうかね?
って、設計者さんに、
聞いてみてもいいと思う。
そうしたら、相手も
意識して計算したりするから。
これ、面白いもので、
先に言っておけば予言ですが、
後から顧客に言われて説明するのは
「言い訳」だと受け取られがち。
例え悪い予言でも、
未来を言い当てる人は
信頼されてしまいます。
人間って面白いものですね。
温熱空調は、物理の話。
ちゃんと勉強すれば、
未来のことを言い当てるのも
難しい話ではありません。
どうぞ、ちゃんと計算をして
未来のことを把握しておきましょう。
