凰建設の森です。
本日は新築の打ち合わせ。
間取りの打ち合わせでした。
ゆっくり進めていきましょうね
とお話しておりましたところ、
計画が加速しそうな感じになり、
ちょっと慌てております。
大きな見積もり依頼が複数件
溜まってしまっておりまして、
見積業務がパンクしそうな
勢いになってきました。
みんなで頑張りますが
ちょっと大変かもしれません。
さて、本日の話題は、
スマートホーム系のお話です。
明日からプライムデーが
始まりますので、
HEMSやスマートリモコンなどを
物色する方もおられるかと思います。
IOT、スマートホーム。概念は
前々からありましたし、部分的に
自宅に導入をしたりしておりましたが、
今までは基本的に補助金の要件だから
という以外にスマートホームを
積極的にお勧めしてきませんでした。
というのも、ガラパゴス規格が
乱立しており、長く使える商品が
出てくるようには思えなかったから。
結局商品の数だけスマホアプリが
増えてしまって面倒くさい。
という事がありましたし、
以前のメルマガでもお伝えした、
日本の規格作りのいつものパターン、
初速はいいけどすぐに追い抜かれる。が
IOT関連でも発動しておりまして、
とてもとても勧める気になれなかった。
住宅のエネルギーマネジメントを
行いましょうというのは世界の
トレンドになってはおりますが、
日本は覇権を狙ってスタートし、
かえってガラパゴスに陥り、
最近ようやく白旗を上げたという
状況になっております。
日本は経産省主導の元、
ECHONET Liteという規格を作り、
国産HEMSと共に世界に打って出た。
メーカーを跨げるいい規格を
作ったから良かったらみんな
使ってくださいよ!って。
出た当時、ECHONET Liteは
比較的優れたものだったはずでしたが
広げることに力を入れなかった結果、
AppleやGoogleの方が圧倒的に
シェアを伸ばし、世界ではほぼ採用を
してもらえないという結果に。
ZEHの要件にHEMSを無理やり
ねじ込んだりして、ガラパゴスを
何とか維持しようとしてみましたが
国際的には梨の礫。
ECHONET Lite対応と書かれた
エコキュートやエアコンが
発売されましたが、そんな事より
既存の赤外線リモコンを利用すれば
いいじゃないという発想の方が
圧倒的に楽だし広まった。
なぜ、日本は「新しく作るもの」
だけを見て規格を作ろうとするのか?
本当に学習しない。
古い物を見捨てる姿勢、価値が無いと
思い込む思考パターンが本当に残念。
そうして、ECHONET Liteなんて
世界で見向きもされなくなりましたが、
日本のHEMSはECHONET Liteで
延々と運用されてきました。
日本国内の狭い世界でしか使われない
ガラパゴス規格をお施主様に勧めるなんて
私は怖くてできない。
って、去年まで思っていました。
で、今日のメルマガタイトルなのですが、
数年前に規格争いをしていた
GoogleやAppleなどが手を結びました。
企業単体にさえ敵わないのに、
それらが手を結んだら、余計に
ECHONET Liteなんて霞んじゃう。
その団体が作ったMatterという
スマートホームの共通規格が順調に
世界標準になりつつありまして
ようやく、PanasonicのHEMSが
ECHONET Liteに加えてMatterにも
対応し始めたのが2026年。
今年です。
Nature Remo E2というHEMSは
Matterにはまだ非対応ですが
同社のスマートリモコンは
Matterに対応し始めています。
私も様子を伺っておりましたが、
まあ、Matterがスマートホームの
共通規格として落ち着く気配が
出てきたと言っても良いのではと思います。
規格が統一されれば、後はみんなが
それに合わせて商品を作っていくので
後から加わるものでもストレスなく
操作や制御ができるようになる。
まだ確定しているわけではないですが、
これでようやく私も、IOTの
製品をお勧めできるようになってきた
ような気がしております。
依然としてガラパゴスっぽいHEMSを
補助金要件にして無理やり普及させる
姿勢はあまり好きではありませんが。
当面、HEMSに関しては、補助金の
要件がクリアできるギリギリの安い
ものを採用しておき、全部のHEMSが
白旗を挙げてMatter対応するのを待つ
というのが良いのかなと思っています。
HEMS以外のスマートホーム系の物は
Matter対応の物をどんどん導入して
良いかなと思っております。
規格外れのリスクが減ってきた今年が
スマートホーム第二ステージの始まり。
今年からはお勧めしても良いと
思えるようになりました。
今夜からのプライムデー、
お買い物を楽しみましょう。
