よくある質問

長期優良住宅認定と性能評価認定は取得していますか?

長期優良住宅と建設性能評価は標準で全棟採用しております。

自己資金はどれくらい必要ですか?

設計申込の際に50万円(税抜)をお預かりします。住宅ローンを組むには自己資金が1割程度は必要だと言われますが、資金についてのご相談も無料住宅相談で承っております。
お申し込みはこちら→https://www.ohtori.net/reserve/

凰建設で建築した場合、構造計算の計算書を頂くことは可能でしょうか。

はい、可能です。構造計算や断熱計算など、全ての書類は引き渡し時に住まい手にお渡ししております。許容応力度計算の書式などは数百ページに及びますので、けっこう嵩張ります。しっかり保管していただければと思います。

土地は探してもらえますか?

ご希望であれば、不動産部門の担当が土地探しから買付けまでお手伝いさせていただきます。ご希望の土地をお探し致しますのでご相談ください。

打ち合わせに子供を連れて行っても大丈夫ですか?

キッズコーナーもご用意しておりますので、ぜひご家族でお越しください。

これまでにいただいた質問

様々な断熱材の中でセルロースファイバーが防虫性にも優れており木造の住宅に適しているということをネットで知りました。森さんのお考えを伺いたいです。

絶対的に優れている断熱材という物もなく、また使ってはいけない断熱材という物もありません。
どんな暮らしをしたいのかという理想に対しての、適している/適さない断熱材が存在するだけになります。
また断熱材に断熱性能以外の性能を求めたりそれをアピールするというのはあまり筋の良い話ではありません。
耐震、防水、防湿、防虫、蓄熱、など家づくりには様々な要素がありますが、それぞれ専用の部材を使った方が、遥かに良いです。断熱材に付いている断熱性能以外の性能は、ほぼおまけだと思ってください。

床下断熱を採用する場合でも、土間、ユニットバスは基礎断熱になると聞きましたが、どのような断熱材をどの程度の厚みで入れることが、基本となりますでしょうか?

他の部分の床断熱材と断熱レベルを合わせていく事が多いと思います。
床断熱がスタイロフォームの50mmだとしたら、基礎も同じく50mm。床がグラスウールの90mmだとしたら、吹付のアクアフォーム80mm等です。
入れない場合や外周から1mの範囲でしか入れない建築会社さんもいますが、効果が薄いので気を付けてください。

床断熱+天井断熱の家と、基礎断熱+屋根断熱の家だと気積がの大小による有利・不利などありますでしょうか?

非常に鋭い質問ですね。おっしゃるように、基礎/床、天井/屋根で気積が変わってきますので、例えばC値を測定する時の分母が変わってきたり、UA値を計算する時の外皮面積が変わってきたりします。一般的には分母が大きくなればなるほど、係数は下がりますので、床断熱+天井断熱の家よりも、基礎断熱+屋根断熱の家の方が、UA値やC値は下がりやすいです。ただ、それらの係数は下がっても、隙間の絶対値や、熱が逃げる外皮の絶対的な面積は増えておりますので、光熱費は基礎断熱や屋根断熱の方が増える事になります。

床下断熱とする場合、断熱材はどのくらいの厚みまで施工できるものなのでしょうか??フェノバボードなどをできるだけ厚く施工できればと考えています。

基本的に厚みについて制限はありません。
床下空間の500mmくらいを全て断熱材で埋めてしまったという家も世の中には存在致します。
ただ、現実的な話を致しますと、大体土台の厚み(105mmとか120mm)くらいまでが一般的になります。それを超えてくると床下の空間の確保という問題が出てきます。長期優良住宅に相当する建物だと、床下空間は330mm以上確保する必要が出てきます。分厚くするほど基礎を高く設計していく必要が出てきます。

また、天井や壁よりも、床の方が熱の移動が少ないですので、壁で120mmの断熱材を入れるのと、床で85mmの断熱材を入れるのはほぼ同じくらいの熱の逃げ方になるというのが建築基準法の考え方になります。

建物に必要とされる性能から逆算して床の断熱仕様を決めていく事が望ましいと思いますので、どれだけが可能かというよりも、どれだけ必要かから、床の構造を決めたほうが良いかと思います。

最後に、床暖房を施工する場合は特に床の断熱材にこだわる必要があります。床暖房の熱が床下に逃げないように出来る限り断熱を厚くしないと、床暖房の効率がどんどん落ちていき、非常にランニングコストの高い暖房になってしまいます。

高気密高断熱の家に住むとアレルギーが改善されたり健康寿命が延びるなどのデータがあると思いますが、例えば日本より住宅性能基準が高い海外では日本以上に健康改善や健康寿命が延びているんでしょうか?またそういったデータを見れるサイトはありますか?

最も有名なのはイギリスが実施した大規模国民調査ではないでしょうか。
また、一昔前に良く言われた、スウェーデンでは、お医者さんに掛かると「どんな家に住んでいますか」と聞かれるというのは、20年くらい前までは当たり前にあったようです。その後、暖かい生活が当たり前になってからの世代は聞かれたことが無い人の方が多いようです。

データが見られるサイトとなりますと、外国語ですので何ともですが、ちょっと調べれば各国の室温を比較してプロットされた世界地図データなどはすぐに出てきますね。
岩前先生の論文は普通に検索すればダウンロードできます。