よくある質問

長期優良住宅認定と性能評価認定は取得していますか?

長期優良住宅と建設性能評価は標準で全棟採用しております。

自己資金はどれくらい必要ですか?

設計申込の際に50万円(税抜)をお預かりします。住宅ローンを組むには自己資金が1割程度は必要だと言われますが、資金についてのご相談も無料住宅相談で承っております。
お申し込みはこちら→https://www.ohtori.net/reserve/

凰建設で建築した場合、構造計算の計算書を頂くことは可能でしょうか。

はい、可能です。構造計算や断熱計算など、全ての書類は引き渡し時に住まい手にお渡ししております。許容応力度計算の書式などは数百ページに及びますので、けっこう嵩張ります。しっかり保管していただければと思います。

土地は探してもらえますか?

ご希望であれば、不動産部門の担当が土地探しから買付けまでお手伝いさせていただきます。ご希望の土地をお探し致しますのでご相談ください。

打ち合わせに子供を連れて行っても大丈夫ですか?

キッズコーナーもご用意しておりますので、ぜひご家族でお越しください。

これまでにいただいた質問

エアコン冷媒管、ペアコイルの保温材厚みについての質問です。一般的には液管・気管両方とも8mmですが、高断熱タイプのもので気管が20mmのものがあるようです。メーカーの主目的は結露防止だと思いますが、エアコン運転上の効率アップにも繋がるのでしょうか?

仰る通り、若干の効率アップにつながります。
こだわるのであれば、断熱の厚いものを採用されると良いかと思います。ざっと計算してみると、配管長さが6m、冷媒温度が0℃、外気温30℃の時に20mm被覆で24Wの熱損失、8mm被覆で41Wの熱損失です。冷房期間中2500時間運転したとすると34kWhの差が生まれます。COP3.0、電力料金30円/kWhでエアコンが動いた場合、ひと夏の電気代の差は425円になります。

エアコンが止まる場合、霜取りの為に止まってしまうというのもあると思います。しかし、寒い時に働いて欲しいのに止まってしまうのは問題です。寒冷地向けのエアコンにすればいいのでしょうか?

そうですね。霜取り運転はどうしても運転時間や外気温の要因で発生してしまいますので、それを嫌うのであれば寒冷地エアコンを選択されると良いかと思います。ただ、霜取り運転をしている時に何が嫌かというと、エアコンから冷風が出てきてそれが体に当たることになります。
エアコンの風が体に当たらないように設置することで、霜取り運転が起きても気にならないようにするというのも一つの解決方法になります。
高いエアコンを使うのではなく、まずは建築の工夫で済む方法を考えたいですね。

吹き抜けがない場合、エアコンによる各階での冷暖房計画で注意する点はありますか?

結論だけ言いますと、それぞれの階で最も気積の大きな空間にエアコンを取り付ける事です。
家の中の冷気暖気の移動は、空気の持つエネルギー差×移動する空気の量によって決まります。
26℃60%の空気の中に11℃100%の空気が400㎥送り込まれたとき、場の空気エネルギーは約12.96MJ(3.6kWh)低下します。これが、エアコンがやっている冷房の仕事内容になります。
各部屋には換気の為の空気の循環がありますが、この循環量はエアコンの風量と比べ非常に小さいです。扉を閉めていると大体20㎥/h程度の空気しか動きません。この空気の流れに乗せて6畳用エアコン(2.2kW)の冷気を運ぼうと思うとほぼ絶対零度(-273.15℃)の温度の空気を送り込む必要があります。
部屋のドア(縦1.9m横0.6m)を開けておいた状態で廊下が22℃70%室内が26℃60%だったとすると、450Wの冷気を伴った空気移動が発生します。高断熱の家で、適切に日射遮蔽が行われていれば、一部屋を冷房するのに十分なエネルギー量になります。
エアコン冷暖房計画を突き詰めていくと、エネルギーをどのくらいの温度と風量に分けて目的の場所に届けるのかという話になります。

COPやAPFが似ている同シリーズのエアコンの6畳用と10畳用、200V 14畳用を同じ条件下において暖房モードで動かした場合、同じ消費電力、吹き出し温度になりますか?エアコン効率や連続運転に14畳用がそもそも向いているのか伺いたいです。

6畳用(2.2kW)が400Wの消費電力で動いているという事は、800~1200Wの出力かと思います。
4kWのエアコンに変えても、同様の出力で動かすことはできるかと思いますが、その場合は2.2kWのエアコンの方がCOPは高い状態にあることが多いかと思います。
コンプレッサーの定格容量に近い状態で運転されているからですね。吹出温度については、コンプレッサーが送る冷媒の量などによっても変わりますので、同じとは限りませんが、劇的に変わるものでもありません。連続運転が向いているかどうかは、再頻出の空調負荷が、コンプレッサーの定格容量の2割減くらいに設定できるかどうかになります。14畳用のエアコンと6畳用のエアコンが定格の条件で連続運転した場合、消費電力の差は400W程度になります。暖冷房の時間が年間3000時間あったとすると、1200kWhの消費電力の差、35円/kWhだとすると42000円/年の暖冷房費の差になります。
6畳用が定格条件で連続運転で済むような空調負荷の家を設計した方がやはり有利かと思います。エアコンの選定よりも前に、空調負荷の計算が大事になります。それにより、6畳用の方が効率が上がることもあれば、14畳用の方が良い場合も有ります。

エアコンのドレンパンのカビが気になります。ドレンパンを銅製にしているものは効果があるのでしょうか?また、このカビが室内の空気汚染につながることはありますか?

確かに銅の方が生えにくくはなってきますが、やはりカビは生えます。
効果が高いのは絶えずコンプレッサーが動き続け水が流れ続ける環境を作ってあげる事です。エアコンを24時間回しっぱなしにすればいいかというと、それだけではなく、適切な容量選定と負荷のコントロールが出来ていなくてはなりません。でないと、エアコンがいつの間にか止まっているという事になり、その時間にカビが生えます。皮肉な話ではありますが、お上品なAI搭載高性能防カビ仕様高容量エアコンが発停を繰り返しながら動くよりも、頭の悪い激安低容量エアコンをぶん回すように使った方が絶えず水が流れ続けてくれます。水が流れ続けるという事は除湿効果も高まるという事です。更に、高性能エアコンと激安エアコンですと、初期コストで5~10倍の価格差が発生します。冷暖房費のランニングコストを下げるのはエアコンの仕事ではなく、家の性能の仕事になりますので、十分な家の性能を確保したうえで、激安エアコンを馬車馬のように働かせ、ダメになったら早めの交換というのが比較的カビのリスクの少ないエアコン選定になります。ちなみにエアコンにかかる生涯コストもその方が随分と安く済みます。