MAGAZINE ○○が厚いのは高断熱の証??
凰建設の森です。
本日はお引渡しでした。
元々イレギュラーな作りが多い
凰建設の家づくりですが、
今回の計画はその中でも
歴史に残るものだったかと思います。
一言で表すと「わくわくした」
でしょうか。
お施主様との出会いから今日に
至るまで、色々な事がありましたが
振り返ってみれば全部わくわく。
この現場の為に北海道に行ったり
お施主様と東京でお会いしたり、
生まれて初めてのアキバを
経験させて貰えたり、
九州から材料を取り寄せたり。
至らないこともいっぱいありましたが
お施主様をはじめいろんな方に
支えられて挑戦することが出来ました。
まだまだチャレンジできることが
いっぱいあるなと、学びました。
いやあ、楽しかった。
サクラダファミリアみたいに
現場が延々と続いても良かったかも、、
という事で、本日のお話は、
完成した家にも関係のあるお話で。
まずはこれをご覧ください。
↓ ↓
%url1%{http://www.ohtori.net/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202019-05-26%2017.19.45.png}
見て頂きたいのは屋根の厚み部分。
違和感ありませんか?
分厚過ぎてお蔵みたいに、、、
はい、これ、ちょっと前までの
私が作る家だと思ってください。
屋根に断熱を入れると、
屋根の厚みが増しますよね。
屋根の厚み部分に貼る板材を
破風(はふ)と呼びますが、
往々にして、高断熱を
目指す屋根断熱は、破風が
こんな感じで厚くなりがち。
屋根が分厚いのは高断熱の証。
どうだ見たか凄いでしょう。
屋根が重たいんだから
軒はそんなに出せなくて当たり前。
そんなこと気にしてたら高断熱の
家なんて建てられないですよ。
うん、自分もそう言ってきましたし
否定は致しません。
そういうデザインがかっこいい
という人も居ると思いますし。
だけど、今回の家の設計図は、
軒が1m出ているうえに、
極薄に見えるようになっている。
(元の設計図は社外の設計士さん)
断熱材は、、、それなりに
入っているけど、これだと
自分として納得できない。
屋根の厚みを取るか、軒を短くするか
はたまた断熱を原設計通りにするか。
丁度1年前くらいですね。
かなり悩んでいたのを思い出します。
で、本日お引渡しを迎えたのですが
出来上がった屋根の写真がこちら
↓ ↓
%url2%{http://www.ohtori.net/DSC_3498_00001.jpg}
ごめんなさい、屋根部分だけの
チラ見せですが。
薄くて長い軒になりました。
ちなみに断熱材の量は、妥協せず
最初の写真の屋根よりも沢山。
破風が厚いのは高断熱の証。
その固定観念をブレイクスルーする
事が出来たのは今回の現場のおかげ。
断熱住宅はデザインがいまいち。
よくそんなことを言われます。
今回、断熱義務化が見送られましたが
デザインを専門にする設計者からは
表現の幅が狭くなるから断熱反対
という意見も出たくらいですから。
いやあ、そんなことはないです。
断熱だってデザインだって、
必ず妥協せずに交わるポイントがある
はず。
だから、高断熱だから○○は
諦めようとか、
デザインをこうしたいから断熱を
諦めようとか、
あんまり簡単に言う会社は
良くないですね。(猛省)
家を建てる人の役に立つ内容を
心がけているのですが、
半分自慢みたいな
内容になってしまいました。
今夜は引き渡しの余韻に浸ります。
現場、楽しかったなあ。