凰建設の森です。

GW2日目ですね。
昨日は道路が混んでいましたが、
今日は比較的空いています。

さて、先日相談に来られたお客様。
セルロースファイバーで調湿効果を期待、、、

この問題はプロでも意見が
分かれる非常にナイーブなものです。
ネットを調べても書いてあることが
バラバラですので、当然住まい手も
どちらがいいのかわからない。

だから、比較的よく聞かれる質問。

しかも、結論としては
「気候と仕様と生活による」
なので、更に皆さん混乱されます。

そもそもセルロースファイバーに調湿効果を
もたせるかどうかというのは、
断熱材の内側にビニールのシートを
施工するかどうかという違いです。

ビニールのシートがあれば湿気は入って
行きませんし、入ってなければ
湿気が入っていきます。

調湿効果を持たせると、湿度の変動が
比較的緩やかになります。

窓の開け閉めや人の出入りで湿度が
コロコロ変動するのを防いでくれます。

ここまで聞くと、なんだ調湿した方が
いいのではないかと思う人が多いです。

ビニールシートを貼らないことの
デメリット面ですが、温度差と
湿度差が一定を超えると
壁の中で結露を起こします。

結露を起こす壁体構造は家の健康性
及び寿命をびっくりするほど縮めます。

築20年で住んでいる人がシックハウスに
なり、建て替えを余儀なくされた家の
壁の中がこんな感じです。
↓     ↓
%url1%{http://www.ohtori.net/blog/yamadakensei.jpg}

写真はグラスウールの例ですが、
セルロースファイバーでも同じ感じになります。

ビニールシートを貼った方がいいのか
そうでないのか。

まずは貼らなくても良いのか、
貼った方が良いのか、それを自分で
計算して確かめられる設計士か
どうかを確認しなくてはなりません。

岐阜県岐阜市でも、
断熱の厚みや組み合わせで、
貼らなくてもOKな結果を作れます。

(ただ、現状この近辺でセルロースに調湿
と言っている会社の仕様はほぼNGです)

結露が出るかどうかの計算方法は
色々ありますが、一般的なのは
定常計算という計算方法です。

こんな感じのエクセルシートが多い。
↓     ↓
%url2%{http://www.ohtori.net/blog/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202019-04-28%2015.44.03-down.png}

これをですね、あなたの作りたい家に
合わせて、その都度個別に計算を
してくれる会社が、「調湿できる」
というのであれば、いいでしょう。

そうではないのであれば、、
「セルロースファイバーで調湿ができる」は
ものすごく危険です。

お気を付けください。