MAGAZINE なぜ夜に寒がりさんが逆転するの?
凰建設の森です。
ちょっと緊張しております。
先日FBでこのメルマガの事を
紹介してくださった方が
おられるのですが、
その流れでここ数日、
沢山のプロの方がこのメルマガに
登録をしていただいております。
匿名で登録できますので、
作り手か住まい手かわからない人も
いるのですが、タイミング的に
あとメールアドレス的に
殆どがプロの方だろうなと
推測しております。
基本的にはエンドユーザーに向けて
後でお金のかからない家づくり
というテーマをメインに書いてます。
住まい手さんの登録は
大歓迎です。
プロの方は、、、
どっちでもいいです(笑)
どうぞよろしくお願いします。
先にちょっと余談を。
先日呼んでいただいた
YKK APさん主催のAPWフォーラム。
帰りの飛行機、後ろの座席に
おばちゃん集団が陣取る。
何かの団体の婦人会?
その全国大会?みたいなのが
あったみたいで、みんな
凄く楽しそうにおしゃべり。
飛行機の離陸直後、気流の乱れから
飛行機が上下にぐわんぐわん。
機内に響き渡るおばちゃん達の悲鳴
ひと際大きな悲鳴の後、
「くさかさん!大丈夫よ!しっかり」
という励ましの言葉。
それに釣られて、くさか頑張れ、
くさか大丈夫?の
くさかコールの鳴り響く機内。
くさかさんはお茶目で人気者?
なのでしょうね。
そのうちみんな和やかな雰囲気に。
くさかさん、何者だったのか、
くさかさんの安否はどうだったか。
今でもちょっと気になります。
という事で本題です。
断熱(特に気密)の取れた
建物に住むと、夏のエアコンは
効きが良くなります。
湿度が顕著に下がります。
クールビズで28℃と言われますが
湿度が50%の28℃と
湿度が80%の28℃では
暑さの感覚は全く違います。
湿度が下がれば体の表面の汗が
よく乾きます。汗が乾くときに
身体の熱も一緒に奪います。
一日にかく汗はこのくらい。
↓ ↓
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湿度が低い方が物理的に涼しい
という訳なんですね。
この涼しさは汗かきさんほど
実感しやすいと思います。
夏の生活で発汗がマイナスに
働くシチュエーションは少ない。
でも、実はゼロではありません。
それが、今日の話題です。
どういうことか。
起きている時間と寝ている時間で
涼しい⇔寒いの境目が
家族間でも逆転するのです。
昼間はお父さんの方が暑い暑い
言っていたはずなのに、
寝ている時間はお父さんが
寒い寒いと言う。
あれだけ暑がりで汗かきだった
主人が夜寒いって言うんです。
みたいな事が高性能な家ですと
よくあります。
何を隠そう、私の両親がまさに
そのパターンなんです。
人間は寝ている間にも汗をかきます。
その汗が蒸発すると
身体は冷やされます。
高性能な家に住んでいなかった時は
夜の間はとにかく汗を出して乾かし
体温を下げようと体が働きます。
湿度が高いから汗を出しても乾かず
そんなに冷感は有りません。
朝起きると、枕や背中下のシーツは
結構ぐっしょり濡れていたり。
そんな経験ある方もいると思います。
しかし、湿度の低い家で、
今まで通りに汗をかいてしまうと
脳が想定していたよりもずっと
身体が冷えてしまうんですね。
その結果、昼間とは逆に、
汗かきさんほど夜に寒がる。
これ、どのように対策すべきか。
実はなかなか難しい。
建築会社に出来る事は空調の
設計や設定のアドバイスですが、
それよりも住まい手各自の工夫が
ものすごく影響する為、
建築会社に出来る事のウエイトが
少ないという意味で、難しいです。
なので、生活の中で自ら
改善していただくのが良いです。
やり方をいくつか挙げますと
その1、着衣量で調整
その2、体が慣れるのを待つ
その3、寝る部屋を分ける
そんな所でしょうか。
殆どは寝る時の衣服と寝具で
問題解決です。
最適な着衣量と布団の組み合わせを
探してみて下さい。
私の場合、ほぼ裸+タオルケット
もしくはシャツとパンツで寝具なし
みたいな感じが多いです。
そして、数年経つと、体の汗腺の
ひらき方が変わってくるのか、
最初の頃よりも寒さを感じにくく。
感じにくくならない人も居ますので
個人差は大きいように思います。
寝る部屋を分けるのもアリです。
特に、子供たちと親世代は
発熱量が明らかに違いますので
一緒に寝る場合は要注意。
親が寒いだろうと思って
布団を掛けると、寝汗がすごくて
逆に冷えすぎてしまったり。
もし、新居で、夏にやたらと
家族が寒がるんですという事が
ありましたら、それは湿度が
関係している可能性があります。
殆どの人は空調を温度で
コントロールする為、湿度は
あまり関心が無いんですね。
温度も湿度も思うようにするのが
本当の空気調和(空調)です。
日本の今までの家は温度下がれど
湿度下がらずという状態。
湿度はコントロール不能でした。
高性能な家だから、湿度の
コントロールが可能なのですね。
でも、コントロールできないよりは
コントロールできた方が
家としてははるかに優秀です。
贅沢な悩みといえば、贅沢です。
家族の最適な空気環境は
最後はその家族が微調整。
みんなが快適になる様に
空調の設定を色々試してみて下さい。