凰建設の森です。

5月も下旬になり、
初夏の雰囲気がすごく出てきました。

今年は、梅雨前にやる工事、
増税前にやる工事などが詰まっており
例年になくバタバタしております。

新築の方はあまり関係ないですが、
リフォームは、今年の9月までが勝負。

それ以降は消費税が10%です。

バタバタと駆け込みが始まってますが
もう、今から動いても多分、むり。

今からだと増税後の工事に
なってしまうかと思います。

何事も早めに動いた人が
得をする仕組みになっております。

さて、話を戻して新築です。

新築を考えるときに気になるのは
やっぱりお金ですよね。

ローンを払っていけるのか、
将来やりくりしていけるのか。

みんな頭を悩ませます。

だからこそ、後からお金の
掛からない仕組みで
家を建てることも大事です。

断熱を入れて保温性を高める
高効率な設備を導入する
メンテナンスコストの安い
材料を使うなど、

色々なアイデアがあります。

これはもちろんやった方が良い。

だけど、この考え方で抑えることが
出来るのは、自分だけのコストです。

ん?自分だけのコスト?
どういう事でしょうか。

お金は天下の周り物という言葉を
聞いたことがあるかと思います。

あまり自覚は無いかと思いますが、
あなたが住宅の為に払ったお金は
社会のどこかに流れていきます。

そして、またあなたの元に
戻ってきてくれるのです。

もし、あなたのお金があなたの
身近なところに流れるなら
戻ってくるのも早いでしょう。

しかし、あなたがお金を
遠いところに流してしまうと
そのお金はあなたのところに
戻ってくるまでに
大変時間と労力がかかります。

概念的にはこんな感じ。
↓     ↓
%url1%{http://www.ohtori.net/%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E3%81%AE%E9%80%9A%E8%B2%A8%E9%87%8F.jpg}

自分が持っているお金も
お隣の人が持っているお金も
全部ひっくるめて地域の通貨量です。

住宅を建てるという事は
少なくないお金が動きます。

あなたの支払う3000万円からの
お金は、どこに行きますか?

地元の会社で建てれば、
地元の社員さんのお給料に。

東京が本社の会社で建てれば
東京の社員さんのお給料に。

地元の木材で建てれば
地元の木こりさんの収入に。

輸入の木材で建てれば
海外の木こりさんの収入に。

ここ10年来、日本のビジネスは
海外で作り日本で売るのが主流。

衣服などはほぼ全て中国かベトナム
そりゃあ繊維の街岐阜も
あっという間に廃れるわけです。

自分のお金を地域外に流すと、
それはまわりまわって自分の首を
締めることになってしまいます。

地元で通貨の流通が廃れる

地元で食べていけない業種が出来る

都会に出稼ぎに

人が減ると衣食住等基盤産業が弱る

更に通貨の流通が廃れる

以後繰り返し

いくら自分のお金が手元に残っても
将来的に自分の仕事がなくなる
ようなお金の使い方をするべきでは
無いと思います。

むしろ自分がお金を地域外に
流出させてしまったツケは
自分の子供世代に回ってきます。

地元で就職先がなく、親の建てた
家を残して都会に就職。

そしてまたあなたの建てた家は
管理する人のいない空き家に。

要するに、地域外の会社が、
地域外の材料を使って
建てる家というのは、地域の
みんなのお金を吸い上げて
いると言えるわけです。

じっくり時間を掛けて
みんな揃って貧乏に、、、

完全に地元の材料を使って
建てればそれはそれで何よりです。
でもそれは物理的にも難しい。

ただ、物事は1か0かではなく、
もっとシームレスです。

例えば岐阜県の注文住宅市場で
地域産材の使用率が1%上がると
岐阜県に残るお金は
こんな感じになります。
↓     ↓
%url2%{http://www.ohtori.net/%E5%B2%90%E9%98%9C%E3%81%A7%E5%AE%B6%E5%BB%BA%E3%81%A6%E3%82%88%E3%81%86.jpg}

たった1%の比率が、
何人の雇用につながると思います?

もしあなたがとてもグローバルな
仕事をしており、あなたの収入が
海外の人からもらう物であれば、
地元の経済の縮小はあまり
あなたの人生に関係ありません。

しかし、あなたの仕事が地元の
人を相手にするものであるならば
地元にお金を流さないという選択が
後々どういう影響を及ぼすか、
よく考えてみて下さい。

あなたの家づくりが
地域を豊かにもしますし、
地域を廃らせるのです。