MAGAZINE 凹の建物が不利な理由
凰建設の森です。
いよいよ東海地方も梅雨入り。
暑くないけど湿気の多い日が
続きます。
そんな時こそやってみてほしいのは
上のエアコンが冷房
下のエアコンが弱い暖房
で運転する再熱除湿モード。
温度を下げずに家の中を
からっとさせられます。
お試しあれ。
注意点としては、
上のエアコンになるべく外の空気が
入る様にすること。
その方が効率よくエアコン内で結露
してくれますので除湿効果も
高まります。
また、冷房のエアコンの設定は
温度低め、風量少な目。
その方が結露量が増えますので。
さて、住宅を設計する際、間取りを
考えますよね。視線を遮り、
プライバシーも保って、、、
と考えると、しっくりきやすいのが
凹型プランだったりします。
面白い空間になりますので
積極的に凹ませるプランを多用する
設計士さんもいらっしゃいます。
デザイン面で言えば、
悪くないと思います。
ただですね。
凹プランは、性能、構造の視点から
考えると、よくない。
凹プランは、へこんだ空間に
中庭などを配置することが多く、
へこみ部分はガラスが多くなります。
温熱性能的には熱の逃げる部分が
増えてしまう事。
構造的には偏芯が多くなる事。
イメージはこんな感じ
↓ ↓
%url1%{http://www.ohtori.net/%E5%87%B9%C3%97.jpg}
大きな凹ですと、重心が屋外
空間に位置することになり、
剛芯を合わせるのも一苦労。
プラン上の都合でちょこっとだけ
凹ませたプランも、これはこれで
かえって凹ませない方が
安く上がります。
こんな感じのプランの事ですね。
↓ ↓
%url2%{http://www.ohtori.net/IMG_1629.JPG}
階段の長さを確保するために
このパターンは結構あります。
階段部分だけ凸になっていることも
多いです。
凸と凹を比べたら、わずかに凸の方が
逃げる量は多い程度で、
実質どちらもほぼ同じだけ
熱が逃げます。
どちらかというと凸よりも
凹の方が各種性能上は不利です。
デザインを取るか、性能を取るか。
難しいところですね。