MAGAZINE 家を建てる人がいなくなります
凰建設の森です。
本日は徳島から建築会社の
グループさんが来社です。
目的地は岐阜県立
森林文化アカデミー。
仲良くさせて頂いている
先生に、岐阜でお勧めの
建築会社を視察したい。
というと高い確率で、
うちが指名されます。
今回もそのパターン。
私も良い情報交換になるので
ありがたい限りです。
さて、本日の話題は、
家を建てる人がいなくなる話。
「家を建てる人」という言葉、
すごく分かりにくいです。
住まい手として家を建てる人か
作り手として家を建てる人か。
だから、このメルマガでは、
家を建てる人という言葉は避けて、
住まい手、作り手、という表現に。
今日の家を建てる人は、作り手の方
簡単に言うと大工さんです。
大工さんの数はこんな感じで推移。
↓ ↓
%url1%{https://www.nri.com/-/media/Corporate/jp/Images/news/newsrelease/cc/2018/0613/img5.png?la=ja-JP&hash=E422B9178E423F24404E8DA4248E853C9E2C5243}
この20年で半減してます。
本当にこのままの割合で行くと、
2040年には大工さんはゼロに。
住宅の着工数が減るよりも、
作業の担い手の方が早く減ります。
若い大工さんがいないという事は
リフォームもままならない。
あなたが建てた家を面倒見る
職人さんがいなくなるという事です。
正常化バイアスという言葉があります。
津波で流される直前まで、人は
大したことない、自分は大丈夫。
と思ってしまう心が働くことを言います。
職人が居なくなる、仕事もなくなる。
建築会社は半分が無くなる。
色々警鐘が鳴らされているのですが、
殆どの会社は対策を打ちません。
大工さんは、どこかから連れてくればいい。
殆どの会社がそう思っています。
だから、世の中の9割以上の建築会社は
大工さんを育てる事をしておりません。
「大工さんがいなくなるらしいね。」
「そうか、それは大変だね。」
では、本当に済まないんですね。
住宅は息の長い商品です。
自分が建ててもらった会社が、
いつの間にか無くなっていたら
アフターサービス等もなくなります。
自分が頼もうとしている会社が、
将来に渡って存続しているかどうか、
これ、すごく重要です。
これからの時代「職人を育てているか」
はとても重要なポイントになります。
職人さんを育てるというのはとても
手間暇の掛かるものです。
普通の会社であれば、3年目の社員さんは
立派な戦力だと思います。
しかし、大工さんは3年目だと、まだまだ
修業中です。
昔は、住み込みで働き、お小遣い程度の
お給料で修業をしていた時代もありました。
そういう時代においては、親方は
沢山弟子が居たほうが自分の仕事は楽。
でも、今は最低賃金という物もありますし、
労働環境の改善が叫ばれているため、
大工さんを育てれば育てるほど、
親方は苦しい思いをします。
だから、親方も、建築会社も、
大工さんを育てる事をしなくなったんですね。
あなたが頼もうとしている建築会社。
大工さんは社員さんでしょうか?
社員さんであれば年齢はどのくらい?
少なくとも、あなたよりも年下の大工さんが
いる会社じゃないと、将来の面倒が
見てもらえるかどうかは分かりませんよね。
職人不足は待ったなし。
建築会社を選ぶときの参考に、、
というか、基準にしても良いと思います。
だって、本当にいなくなるんだもん。
職人さんは。