MAGAZINE 建築材料としての紙
凰建設の森です。
本日は一日お休み、、
みたいなものです。
非常勤講師でお世話になってる
学校さんが軒並み学校祭の為、
陣中見舞いに奔走してました。
卒業年度の学生さんに、
どこ行くの?と聞くと、
景気のいい答えがいっぱい。
電力会社に行きます!とか
ゼネコンに行きます!とか、、
履歴書出せば内定通知が来る。
そんな状態なのが高専です。
私たちの時も、就職には
強かったんですよ。
ただ、18年前の就職氷河期は、
「大学と違って就職先がある」
というのが強みでした。
今は、望めばどこでも。
くらいに就職先は選べる状態。
全国的に売り手市場なんですね。
さて、岐阜高専は毎年
4年生が専門展という企画を。
今年の建築学科のテーマは
紙の建築でした。
仮設住宅をはじめ、紙でできた
建築物の事例や特徴を
ずらっと並べてありました。
学生さんらしく突拍子もない
アイデアが並ぶかと思ったら、
何となく現実的な提案が、、、
しまった、入れ知恵し過ぎました。
世界的にみると、紙の建築というのは
特異な存在なのですが、日本は
結構なじみがありますよね。
代表的なのは「障子」です。
紙の特徴と言えば、その儚さです。
耐久性が圧倒的によくない。
だけど、面材としては一番安価。
特徴を生かして、張替え前提で
作られているのが障子です。
面を安価に作れるという事は、
断熱という観点からは結構いい。
ペアガラスよりもトリプルガラスの
方が性能が高くなるように、
静止した空気層が層状に重なる
壁というのは断熱性能がどんどん
良くなっていきます。
宇宙飛行士さんの服や
消防士さんの服もそんな構造です。
↓ ↓
%url1%{http://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2019/10/orlan_image_l.jpg}
同じ厚みと層で作るのであれば、
複層障子の断熱効果はこちらを上回る
↓ ↓
%url2%{https://www.seiki.gr.jp/products/screen/honeycomb/}
今ある障子を両面紙貼りにするだけで
暖かさは随分と違ってきます。
見た目の好みは有りますが、
障子を設置する予定があるのなら、
障子紙の両面貼り
(二重貼りとか太鼓張りとも)
を試してみてはいかがでしょうか。
ちなみに学生さんの提案は、
サランラップの芯の素材を
沢山束ねて構造、断熱を
兼ねた建築素材にするというもの。
アイデア自体は、結構いいと
思いました。さすが後輩。
すみません、今日は短めです。
直りかけの風邪で、
鼻水が滝のように、、、(笑)